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1話~銀髪ロリ吸血鬼は最高の萌え属性だお~

3 件のコメント :

公開日: 2015年1月29日木曜日 自作小説 迷宮都市の王さま ~国家運営したいのに迷宮が邪魔すぎる件~





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迷宮都市の王 ~ダンジョン利用して都市運営~HP

身体が死んで意識が混濁した。
二つの意識が混ざり合い、一つに融合するような不思議な感覚。
とても気持ちいい。
まるで身体全体がかつての若々しかった頃の活力を取り戻すような……いや、それ以上の活力に湧いていた。
圧倒的なまでの全能感。
体中に無限のエネルギーが満ちている。
眼をゆっくりと開けて、自分の体を見下ろすと、戦車の装甲かと思えるほどの分厚い胸板がある。腰にはボロボロの布切れを纏っていた。
そして周りにある草、岩、木がとっても小さい。いや、これは俺が大きすぎるんだ。
明らかに俺の今の身長は3mくらいある。そうじゃないと成長した木をこんなに小さく感じるのはありえない。
俺の腕が大木のように太く逞しく、背中を見れば白い大きな翼が生えていた。
この身体には見覚えがある。画面越しに見た俺の操作キャラクター【大天使テン・プレ】だ。
ゲームで獲得したはずの装備品の類を一切身につけていない。
なぜだ?……俺は確かに死んだはず。
トラックに轢かれて、子供に見せちゃダメな死体になったはず。
人生の意味を最後に見出し、人の役に立てた事に感謝して無に返ったはずだ。
分からない。
ただ、分かる事は、ネットゲーで頑張って努力したら、ゲーム中最強の自キャラに自分がなれた事だ。
そうか。
わかったぞ。
神は俺の地道な努力を見ていたんだ。
【刺身の上にタンポポをのせる仕事】、【ネットゲーでモンスターを5年間狩り続ける作業】、その苦行をやり抜いた末に、俺に新しい人生をくれたんだ。
神様。
どこにいるか分かりませんが、真っ赤に光る太陽の方角に向かって両手を組んで感謝します。
きっと、この体を使って社会の役に立つ事が、神様への恩返し。
キリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教もファッション感覚でしか信仰していませんでしたが、ありがとうございます。

「主様、主様」

ん?
よく見たら、俺の足にしがみつく小さい銀髪の美少女がいるぞ。
ゆったりとした真っ黒のドレスを着ていて、幼いのに妖艶さが漂う笑みを私に対して見せている。
なんて可愛らしい女の子なんだ。
最近の子供の成長が早いというネットニュースは本当だったのか。
なぜか俺の事を主様と呼んでいて慕っている。

「主様、主様」

「お嬢さん。
私に何かようか?」

俺がこう言ったら、銀髪の少女は首を可愛く傾げて

「主様はわっちに何をいっておるんじゃ?
主様のペットであるテレサ・ライブラリーの事を忘れたかの?」

テレサ・ライブラリー。
その名前には覚えがある。
ネットゲーやっていた頃、廃人プレイヤーの集団に取り囲まれて殺されそうになった日、自爆呪文で全員を返り討ちにしてホームタウンに戻ったら、プレイヤーの露天で売られていたNPCキャラだ。
衝動買いをして、ほとんどゲーム内の自宅に閉じ込めたまま、放置してたから完全に今まで忘れていた。
そうか。
つまり、俺にはこの娘を保護者として養う義務がある。
きっと神様からの試練なのだろう。
それにしても、12歳くらいの外見なのに妖艶だ。
肌が陶器のように真っ白。胸は控えめなサイズ。人をたぶらかす妖艶な笑み。神秘的な銀髪。
……神様、この娘が成長したら手を出して結婚して良いですか?
きっと素晴らしい絶世の美女になると思う。
現実で40歳越えても家庭を持てなかった時、俺、絶望して泣いたし。
今まで何をしていたんだ!って思って死にそうな気分になった。

「主様、主様。
わっちの事を思い出したかの?」

「あ、ああ。思い出したぞ。
ずっと自宅に放り込んだまま、冒険にも連れていくのを忘れていたテレサちゃんだったな。
今まで悪かった。
これからは俺が責任を持って面倒を見よう」

こう言ったら、テレサちゃんが涙目になりながら悲しそうに

「ひどいのじゃよ。ひどいのじゃよ。
わっちはこの数百年の間、主様の事を片言も忘れた事がないのに、主様はわっちの事を今まで忘れるなんて酷いのじゃ!」

「わ、悪かった!
ごめん!
なんて言えばいいか分からないけど、とにかく俺が悪かった!」

「本当に悪いと思っとるのかの?」

「ああ!悪いと思ってる!」

「なら血液を2ℓほど飲んでもええんじゃろ?」

「ああ!いいぞ!
ん?今なんて言った?」

「いただきまーす」

テレサちゃんが俺に抱きつくようにジャンプして、首元にガブリッ!と牙を立てて噛み付いた。
血が次々と吸い取られていくが、不思議と気持ちいい。
普通、血液が喪失したら疲労感を覚えるはずだが、頭が暖かくなって快楽信号が出ている。
テレサちゃんが落ちないように、大きな両腕でお尻を掴んで抱きしめる余裕すらある。
ああ、幸せだ。
若くて可愛い娘に抱きついて貰えるなんて、なんて幸福な事か。
他者から必要とされるなんて素晴らしい。
忘れていたがテレサちゃん、種族が吸血鬼だったな。
吸血鬼はニンニク嫌い、流れている水の上は通れない、光を浴びたら灰になるなどなど、お前らは我が儘な幼児か!というほどに弱点が多い種族だけど、テレサちゃんはなぜか太陽の光を浴びても灰にならないようだ。こんな可愛らしい娘が相手だから、太陽さんも遠慮しているのだろう。
……そうだよな。
可愛いは正義だもんな。
こんな素敵な娘に慕われるなんて幸福だ。
血を大量に飲まれて気分が良い。
そのまま2分ほどかけて、テレサちゃんは俺の首の血管から血液をたらふく飲み、そっと俺の首元から牙を離して、抱きついまま懇願するような顔で

「主様、主様」

「なんだいテレサちゃん?」

「あと4ℓ飲みたいんじゃけどええかの?」

「……いや、さすがに死ぬ危険性が出てくると思うからダメだな。
それに飲み過ぎると太るぞ?」

「そうか残念じゃ。
主様の血が美味しい事、天上の雫の如くなんじゃけど残念なんじゃよ」

そう言ってテレサちゃんは俺の首から手を離して、地面へと綺麗に着地し、ニコリッと子供らしく笑みを向けてくる。
首から血が流れている問題は回復問題ですぐに傷を塞いで解決。
この娘を養うためにも、まずは人里を探さないといけないな。
周りを見渡すと、一面広がる大草原。
木々が僅かにあるだけの世界。
人里は見えなかった。
でも、今の俺には空飛ぶ大天使の翼がある。
空を飛べば、今以上に広範囲が見えるはずだ。なぜなら地球の構造は丸い。
地上からじゃ地平線の彼方は見れないが、空からならそこも見える。
俺はテレサちゃんを両手で担ぎ上げて優しく抱きしめ、左手を背中に、右手をお尻に回して固定する。
突然の事に、テレサちゃんは動揺して顔を真っ赤に染めて、

「あ、主様?
まさかわっちに欲情して盛っておるのか?
い、いや、わっちは嬉しいけど、さすがにこんな場所では」

「飛ぶぞ!」

「ひゃうんっ!」

ドーン! 地面を力強く蹴り、翼を動かして無限の大空に羽ばたいた。
この身体になってから一度も使った事もない翼が、自分の体の一部のように動く。
人間は文明の利器を使って空を支配したが、自力で飛べるって良い。
すぐに遥か上空へと到達した俺の体は、そのまま同じ場所に滞空し、遥か地上を見下ろした。
すると人里らしき街が彼方へ見える。
周りを城壁で囲っていて堅牢そうな中世風の街。街の外側には教会の尖塔と薔薇窓が見える……おい、俺の眼良すぎるだろ。
視力2.0どころとか、そういうレベルじゃない。
視力1000万くらいある。

「あ、主様。
も、もしかして空でやるのかの?
わ、わっちは嬉しいけど、さすがにこんなに高い場所は怖いのじゃよ」

「ん?
何を言ってるんだ?テレサちゃん?」

「……主様は罪深い人じゃのぅ。
わっちの好意を気づかない振りするとは、女垂らしじゃよ」

テレサちゃんが眼を瞑って何かを言っているが、今はそれよりも人里に向かう事が重要だ。
ゲームの世界なら、大天使は神様の御使い設定。
なら、街にいきなり降り立っても大丈夫だろう。
いざ!大降下作戦!
体を傾けて、急降下して先ほど見えた人里へと向かう。
落下エネルギーを利用しているから、上昇する時よりもエネルギーを使わない。
すぐに街が見えてきた。
このままだとテレサちゃんと一緒に地面へと突撃してしまうから、斜めに上昇する事で落下エネルギーを殺し、街全体を近くから見下ろせる丘に着地する。
丘には先ほど見えた教会があって、ボロボロだった。
街を見下ろしたら、誰も住んでない事がすぐに分かった。
もう何百年も前から誰も住んでないと思うほどに、街中の建造物に植物が茂っていて、壁が原材料の土に戻りつつある。
街を覆う城壁は一部完全に破壊されていて、防衛施設として破綻していた。
恐らく、これがこの街が滅亡した原因だ。
ここから敵兵かモンスターでも侵入して、そのまま滅んでしまったのだろう。

「なんだ、廃墟か。
でも、これはこれで良いな。歴史を感じる。
歴史好きとしては、こういうのもいいな」

「主様?
この廃墟に何かようがあったのかの?」 

「いや、廃墟じゃなくて人間が住んでいる人里に用があったんだ。
テレサちゃんの生活の面倒を見ないといけないからな」

「主様?
人間の人里なんて今のご時世にはほとんどないんじゃよ?」

それはとても残酷な言葉だった。
テレサちゃんは不思議そうな顔でキョトンとしている。

「い、いま、なんて言った?」

「主様?
ひょっとしてこの世界に来るのは久しぶりなのかの?」

意味がわからなかった。
そういえばテレサちゃんが俺と会った時
【ひどいのじゃ。ひどいのじゃ。
わっちはこの数百年の間、主様の事を片言も忘れた事がないのに、主様はわっちの事を今まで忘れるなんて酷いのじゃ!】
と言ってなかったか?
この世界は俺がゲームとしてプレーしていた世界の数百年後の姿なのか?
なんだよ。それ。

「主様?
突然、黙ってどうしたんじゃ?
わっち、主様を探すために世界中を旅してようやく会えたのに無口なのは酷いんじゃよ」

「……なぁ、テレサちゃん。
俺がいない数百年の間に人間はどうなったんだ?」

聞きたくない。
聞きたくないと思ったが、俺はテレサちゃんに問いかけてしまった。
テレサちゃんは満面の笑顔で

「主様達を始めとする冒険者達と、街を守るガード、神様が前触れもなく居なくなったせいで、街の外を徘徊するモンスターの群れにほとんどの国家が滅ぼされて、今じゃ全世界無法地帯じゃよ。
たまーに、人間の生存者を見かけるけど、ほとんどはゾンビ化した動く死体じゃな。
どれだけ強大な国家だろうと、無限にダンジョンから湧いて出てくるモンスターの軍勢と戦って勝てるものはおらんのじゃよ」

神よ。
人の役に立つ前に、人類が絶滅寸前のようです。
ひょっとして俺に人類のアダムとイヴになれと仰せなのですか?
大天使と吸血鬼だらけの文明になりますぞ。
そういえば、聖書の神様は一度全世界を洪水で流して、ノアの一族以外皆殺しにする感じに我が儘な人だったけ。


あとがき

現実に存在する神様(´・ω・`)ふぉふぉふぉ、ノアの一族以外全員皆殺しだぁー

異世界を救うために勇者が地球から召喚されるのがテンプレの変形バージョン
http://suliruku.blogspot.jp/2015/01/blog-post_17.html



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3 件のコメント :

  1. (´・ω・`)萌えるキャラとは、どう描けばいいのかわからんのじゃよ。

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    1. ロリは最強の萌え属性はっきりわかんだね

      削除
    2. (´・ω・`)トリアエズ、ロリババアを出しとけばいいや。
      合法だから。合法ロリだから。
      大丈夫。

      削除

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