Lv5「不死王と、児童販売機 【この中に一人っ!ラスボスがいる!】

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公開日: 2016年7月21日木曜日 LV0の不死王 この中に一人っ!ラスボスがいる! 自作小説





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この中に一人っ!ラスボスがいる!
LV0の不死王!~骨、ほぉね、ボーン!~】 の外伝
学校は今日も、休校中。
キーニャンは、暇を持て余したワルキュラのために、街中を案内する事になった。
そんな最中――事件が起こる。

「この国には……自動販売機はないのだろうか?キーニャン」

「じ、児童販売機!?
な、なんですか、それは……?」

キーニャンの脳裏には、若い子供達を売っている、退廃的な機械が思い浮かんだ。
児童販売機、名称からして悪徳の塊に違いなかった。
やはり、目の前にいるワルキュラは、化物なのだ。
人間とは違う、血も涙もない怪物だと、キーニャンは再認識せざる負えない。

「……キーニャンは、自動販売機を知らないのか?」

「そ、そんな猟奇的な道具は、この国にはないと思います!」

「ふむ、自動販売機が猟奇的……?
斬新な視点だな、意味がわからん」

「も、もっふぅ……!」

「一応、説明しておくが、自動販売機はな……色んな物を売っている素晴らしい機械なのだ。
24時間営業で、夜に働く労働者の強い味方だ」

(も、もっふぅ?!色んな者を売っている!?
もうやだー!この骸骨怖いー!
ワルキュラ様に、小さい娘を陵辱する趣味があるって本当だったんだ!
きっと、今までたくさんの少女が犠牲になったに違いない!?
逃げたいー!でも、逃げたら国から制裁されるー!どうしようー!)

やはり、超猟奇的で、犯罪チックな機械なのだとキーニャンは確信する。
話が通じるように見えても、悪の帝王は、悪党に過ぎないと。
子供を道具だとしか思っていないとか……血も涙もない骸骨に過ぎない。

「寂しいな……俺は散歩しながら、自動販売機の数を、数えるのが趣味なのだが……」

児童販売機を欲しがるワルキュラ。
そんな姿を見るだけで、キーニャンの狐耳は下に垂れて元気を失う。
尻尾の毛並みも逆立って、美容に悪かった。
もう、恐怖で心臓が爆発するほどに脈動しながら、ツッコミを入れざる負えない。

「ワ、ワルキュラ様!
都市中に、児童販売機が設置されているんですか!?」

「うむ、大都会なら、100m歩けば……自動販売機を30台ほど見かけるな。

「も、もっふぅ……そんなに児童販売機があるなんて……そ、想像できません、ワルキュラ様」

「便利だから、一度利用すれば病みつきになるぞ?
最近では、購入する度にルーレットが動いて、当たりが出ると、無料で、もう一つ商品を貰えるそうだ」

(ダメだ、この骸骨っ……!
早めに誰かが倒さないと、世界が崩壊するっ……!
児童販売機とか怖いっ……!助けてっ……!白馬の王子様っ……!)






ワルキュラ「自動販売機巡りは楽しいな。
売っている商品を見るだけで、満足できるぞ」


皇后「あっちに、美味しい線香売ってますよ!
あっちに行きましょう!ワルキュラ様!」

ワルキュラ「うむ」

皇后(あ、危なかった……!
あともう少しで、雑誌を売っている自販機エリアに突入するところだった……!)」

ワルキュラ(本を売っている自販機がない……やはり我が国の読書文化は遅れているな……)

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LV0の不死王!~骨、ほぉね、ボーン!~】 の外伝

3 件のコメント :

  1. (´・ω・`)ゆっくり修正完了

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  2. ~販売鬼だったら成年向けコミックのタイトルにあるな

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    1. (´・ω・`)日本人恐ろしい子っ……!

      削除

(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)たまに投稿したコメントがエラーになるけど、プラウザバックすれば、投稿した文章が復活します

(´・ω・`)1日に1回、システムからスパムだと判断されて隔離処置されたコメントを、元の場所に戻しておるんじゃよ。

(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)コメントの入力欄は小さいですが、右端の//をクリックして下に引っ張れば、かなり大きくなります。




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