SAO(ソードアート・オンライン) 〜遺言無き世界〜 【三章 ラフィン・コフィン討伐したけど、もう駄目だお】

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公開日: 2014年7月19日土曜日 ソードアート・オンライン ネット小説


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          /ー―<´¨¨¨¨¨¨´ー―‐--
        ,ノィ´                   : : \
       / ∠  ⌒        \: : : : 、: :.\
      j ,                   ヽ: : :.:\ : ‘,
    / ′   、  \ \       : : : : :.\小、 辛い・・・・
   ∠ィ | /⌒'.   ト、   '.\  ト、   : : . : : : : : : :‘,  攻略組が全滅しそうだったから
    / .jl |   \ノ \トリ  ヽ} V:.  : : :\: : : : : : :! チートキャラを製造して、ラフィン・コフィンを壊滅させた。
.   /イ /}リ              ∨: :. : : : : ヾ: : : : : }
.    レヘ}         ___     V: : :ヽ: : : :゚,: : : :.:リ
       {、___    孑'"´___,    }:.: -- 、: : : : : : : {
       ‘,___ヽ /: :/___炒ア´    {:|´〈  } : : : : : : : {
      }`丐               {:|  ) /!: : : : : :/´\
      |   /            ノ/ /:.}: : : : : ′
        ,  /            __/: : : : : : :.{
       ′ヽ 、             j  }: : : : : : /`ヽ
         ,               / ノ: : : : : :.:{
        ′ ー-一         }八∧: : {
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            /ノ、:/   .//      ....\................'.

(´・ω・`)攻略組がとうとう、ヒースクリフのゲームマスターとしての権力まで使ってようやくラフィン・コフィンを壊滅させた【三章 ラフィン・コフィン討伐したけど、もう駄目だお】だよ。
(´・ω・`)既に攻略組が壊滅してるから、中層プレイヤーを補充しないといけないくらいに詰んでるんだ。

ラフィン・コフィン(´・ω・`)攻略組の皆をぶっ殺す!
攻略組(´・ω・`)既に半壊状態で辛いお。人員減りすぎて、中層プレイヤーを補充しないと攻略続行できない・・・
今回のラフィン・コフィンの討伐に失敗したら、もうおしまいだお。

ラフィン・コフィン(´・ω・`)ぐああああああああああああああ!!!!
今まで引き篭もっていたアスナが勇気を出してやってきて、グサグサ刺されて討伐されてゆんやっー!
攻略組(´・ω・`)あー、危なかった。
ここで敗北してたら、SAOの攻略不可能になってたわ。


アスナ(´・ω・`)誰かを守るために殺す覚悟を決めた(ドーン
SAOの難易度が上がりすぎて無理ゲーだけど、頑張る!
ヒースクリフ(´・ω・`)攻略組が全滅しかねないから、手助けする事にした。
はいっ!レベルが可笑しい戦闘狂の女性を製造!
らふぃん・コフィンを壊滅させる!

ラフィン・コフィン(´・ω・`)ぐあああああああああああああああ!!!!
優勢だったのに、たった1人のプレイヤーに蹂躙されて殺害されてゆんやっー!
ヒースクリフ(´・ω・`)あれ・・・?アインっていうPK強過ぎっ・・・!
何これ怖い。
レベルが高いチートキャラが返り討ちにあった。

アイン(´・ω・`)ラフィン・コフィン壊滅したけど、明日からボス戦攻略一緒にやろうぜ!
アスナ(´・ω・`)ふざけんな。この人殺し!
ここで死ねぇー!
アイン(´・ω・`)おおこわいこわい。
ヒースクリフ(´・ω・`)どうしよう。グスン。
難易度高すぎて、クリアーまで行けないかもしれない。


 SAO(ソードアート・オンライン) 〜遺言無き世界〜 【三章 ラフィン・コフィン討伐したけど、もう駄目だお】   理想郷 作者:倭刀  SSS   9-11話 2014/07/14 
 第九話 PvP -アルゴが残したヒントを解析して、軍は攻略組と相談して、アルゴの救出を決める事にした。
さっさと恐怖の対処を取り除きたいので、討伐隊が組まれる事になり・・・・キリトが元聖竜連合の人達に苛められている。
キリトのせいで攻略組が半壊したり、全壊したりして悲惨だったのでキリトは皆から恨まれているのだ!
キリトの立場は最低最悪であるっ!

しかも、肝心の討伐は失敗しそうだった。
攻略組の主力とラフィン・コフィンが交戦状態へと陥り、攻略組の敗北はゲームの攻略が不可能になる事を意味している。
キリトの方は、ザザと決闘をやっており、リズベットとか死にそうだったので戦う意志と覚悟を再び持って戦いの場にいた。
引き篭もり状態だったアスナも立ち直りそうである。 
--

「ククク――ハハハハハ!!正解だ、馬鹿どもが!幸い、主力はほとんど残ってるみたいだからな。
ここに居る連中を全員片付けたら……もうこのデスゲーム、完全に攻略不可能になっちまうなー?」

 攻略不可能になる。そのことはPoHもが現実世界に帰れなくなってしまうことを示す。
その自虐の結果に繋がる行為を平然言ってのける彼に攻略組は顔が青ざめた。

「わかってんのか!ここでお前ェらがオレたちを殺したらお前ェらも現実に戻れなくなるんだぞ!」
「シット。お前らは馬鹿正直だな。何でわざわざ茅場の望み通りの展開に持っていかなきゃなんねえんだよ。
それ以上にオレたちはお前らが泣き叫ぶ姿が見たいんだよ。それに、ここでの暮らしも悪くないしな?
あと、そんな心配よりお前らは……自分の心配しろよ?」
(´・ω・`)絶望の前の希望か、明日への希望のための希望か、どっちか分からないからワクワクするよ。

第十話 閃光-アスナは今まで自分のせいで他人が死んだと思って引き篭もっていたが、勇気を出して外に出た。
キリトを守るために、ラフィン・コフィンの危険な奴らと戦い、誰かを守るために、敵を殺す覚悟を決める。 

ザザとの殺し合い。
アスナの圧倒的な速度で放たれる剣でグサグサ刺しまくり、回復結晶を使わせないように間合いを詰めて殺すつもりで突く突く突く。
こうしてアスナは初めての殺人を体験し、後悔しないためにも闘う道を格好よく選択していた。

でも、これまでの騒動で攻略組が壊滅状態なので、中層のプレイヤーを育てて戦わないといけないから、難易度高すぎて辛い。
しかも、まだラフィン・コフイン戦は続行している。 
 -
「……………………ザザ、わかったわ」

 回復結晶は使わない。体勢が余りよくない状態でリニアーを放ったせいか
ザザと大きく距離は開いていない。使っても邪魔されて余計なダメージを受けるに決まっている。
 ゆっくりとザザに歩みよる。
もう甘さの欠片も塵もない。

「わたしも覚悟を決めたわ。あなたを――殺す」
 静かに宣言した。
ザザは言われたことを徐々に理解しだすと、ワナワナと身体を震わせる。
明らかに怒っている。

「のぼせあがるなよ、ガキが」
 ザザは左手で何かを操作したかと思うと、それによって起きた現象には眉をしかめさせられた。
彼が仮面を取ったのだ。今までほとんどのプレイヤーが見たこともない素顔が初めて顕になる。
やはりあの仮面は防御力はあるかもしれないが、視界を奪ってしまうのだろう。だから外したのだ。
そのマイナス要因をここに来て排除したということはザザもようやく本気になったということだ。
眼が開き切っていて、強く睨みつけてくる。まるで親の敵を目の前にしているかのように。
それに負けじとこちらも睨み返す。
 ザザは身体を開き、利き手に持っているエストックを一度水平に持っていったのち、刃をこちらへ向けてくる。
その刃の方に意識を集中していると、突如もう一方の手から短剣が投擲される。
意表をつかれたものの、反応できたためなんとか避ける。
そこにザザが迫ってくる。
(´・ω・`)精神的な立ち直り回だけど、もう絶望だお・・・

第十一話 決着-攻略組とラフィンコフィンの激突が続いていた。
 攻略組はあと一歩で折れるところまで迫られ、なぜか既に死んでいたような気がするゴトフリーさんが活躍している。 
壊滅寸前の攻略組だったが、1人の女性が場に到着した事で勝敗を決する事になった。

ラフィンコフィンは決壊、明らかに可笑しすぎる実力からゲームマスターじゃね?っていう疑いまで出てくる。
これにより戦いは一気に終盤。
ラフィン・コフィンのリーダーPoHをアスナが追いつめ、転移結晶で逃げようとしたから、攻略組の皆が激怒して武器を投げまくる。
更に、ゴトフリーさんまで特攻覚悟の飛び降り攻撃して、転落しながら空中戦☆
おかげで アインクラッド史上、初めての空中戦が繰り広げられる。
でも激戦やったけど、Pohに逃げられてしまったアルよ。

このままだとPohが再び、メンバーを集めてラフィン・コフィンを再生しちゃう!という状況で、今までレベルが足りなくて参加できなかったキバオウさんが活躍した。
逃げ出した連中を倒すために、待ち伏せしていたのである。
Pohは殺される前に、キバオウに25階層で軍が壊滅した時に何が起きたのかを放して騒動の種を残して死亡。

こうして、
アインっていう戦闘狂の奴が生き残っているから、問題がまだまだ残っていた!
ゆんやっー!

更に今回の件で現れた謎のチート女性プレイヤーは、ヒースクリフの差し金だった。
このままだと、SAOの攻略が不可能になるので、禁を破り皆の手助けをしたのである。
 
 --
―同時刻 血盟騎士団本部―

 ヒースクリフは肩で大きく息を吸い、吐いた。
眼は虚ろで、誰がどう見てもグッタリしている様だ。

「なんとか収まったか」
 椅子の背もたれに体重をかける。
部屋の中には誰も居ない。当然だ。
事実上、血盟騎士団は解散したのだから。

 そんな閑散とした場所に今だに一人で居る。
そして今日一日のことを振り返っていた。
 心臓に悪い一日だった。いくらか寿命が縮んだ気分だった。
プレイヤー同士の問題には手を出さない、という自分で決めたルールを自ら破ってしまったのだ。
 以前試作したNPCのアバターに自分自身の戦い方を投影し、
専用にプログラムしたものをプレイヤーたちに送った。
絶対に正体をバラさないようにするためとは言え、かなり心苦しかった。
 アインとの決闘に挑んだのも、あのアバターが死んだということを周囲のプレイヤーに認識させるためでもあった。
ヒースクリフとして参戦し、信頼を再び得る手段も考えたがアインの対応ができない。
できればアインを攻略組に引き戻したかったのだ。
キリトが駄目な今、勇者が居なくなる。
アインは性格に難はあるが実力が本物なのは間違いない。
ならば彼を勇者に仕立てあげるしかない。もちろん世間一般で言われている勇者という意味では無い。
実力面を指してでのことだ。
 そんな思惑があった結果、彼には五十層以降のボス攻略に参加させる約束もしたし一石二鳥だった。
だがそれでもアバターを使い、プレイヤーを手助けしてしまったのは自分に課した制約違反
(´・ω・`)ヒースクリフのプライドすら壊した(ドーン!


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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。