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【魔女娘戦記】 第7話 オラは戦闘民族島津人だぁっー!

9 件のコメント :

公開日: 2014年7月5日土曜日 管理人の文章 自作小説 魔女娘戦記



魔女娘戦記
前にゆっくり戻るよ  ゆっくり次に進むよ!








戦車(チャリオット)は、信長のアイテムボックスにあった予備の部品で修理されて、街道を北上していた。
無論、予備の部品もソウル王国の職人製。
何時、部品が壊れるか分からない不安定な状況にある。
この国では、職人は蔑視され、低待遇だから職人に自分からなろうとする若者が非常に少ない。
つまり、技術的な革命が起こり辛い事を意味し、人類はとことん詰んでいた。
救いがあるとしたら、このソウル王国に亡命してきた人間さん達くらいダニ。


目を覚ました魔女娘は、服が破れて全裸に等しい状態だったので、アイの予備の大きな巫女服を着用する嵌めになり、サイズがあってないから動き辛そうにしている。
子供が無理して、大人の服を着ている。そういう微笑ましい光景だが、これから向かうのは血を血で争う末期的な戦場だ。
先ほど、偵察部隊と遭遇したという事は、すぐ目前までオークの大部隊が迫っている事を意味する!
織田信長は、神牛を鞭で叩いて戦車の速度を速め、搭乗している全員に向けて叫んだ。

「念話で連絡を取り合った所、この先に2000程のオークの軍勢がいる事がわかった!
総員戦闘を何時でも出来る準備をしておけ!
我は一気に戦車の速度を速め、奇襲攻撃を敢行する!」

信長の声に皆が頷いたり、返事を返す中、魔女娘は座ってウジウジしている。

「うーん、ワシ辛い。
心が辛い。
死にたい。」

車内にいる魔女娘は鬱な気分で、巫女服の端っこを持ってウジウジしていた。
二度目の人生っ!
好きな娘と結ばれるリア充になれぬなら!
鬱になってもよかろうなのだぁっー!な絶望が、魔女娘の心を支配するっ!
ニャーベェーは、足もとをツンツンと肉球で突いて、魔女娘の関心を他に向けさせようとしていた。

「にゃー
今から戦闘ですにゃー。
兵は拙速を尊び、奇襲は最高の戦場の華ですにゃー。
秀吉殿も心を準備をして、戦いに挑まれた方がいいですにゃー」

魔女娘はニャーベェーの猫顔を見る。
全体的に毛がモフモフで、見ているだけで癒される可愛さがある猫ボディ。
小顔で端正な顔立ち。ピンと伸びたひげ
ネコがかわいいのは宇宙の常識。真理。奇蹟。
魔女娘は勢い余って、ニャーベェーを掴んで思いっきり抱きしめて

「ニャーベェー!好きじゃー!
ワシっ!
お主となら、今回の人生も生きていけそうじゃー!」

「にゃー?」

猫頭に自分の顔を押し付けて、モフモフし始めた。
ニャーベェーは魔女娘の態度の変わりようが、全く訳が分からなかったが、気持ち良さそうにしている。

(ワシ、好きな娘と結婚できなくても、可愛いペットが居ればそれでいいんじゃ。
人生、諦めが肝要。
今回は120年の処女を目指すぞい!
あー、猫って最高ー
犬と猫は人類の永遠の友達じゃー!)

なに?
体が女で心が男だから、誰とも結婚できない?
逆に考えるんだ。
結婚しなくても特に困らないし、この世界の終わりが来るまで処女を守ればいいやって考えるんだ。
童貞は一度も城を攻略した事がない情けない兵士だが、処女は難攻不落の要塞と考えれば格好良い。
現実の日本で少子高齢化社会を築き上げた一員の1人である魔女娘は、当然、そのような発想をしてしまっている。
子孫を残す義務は、現実世界の兄夫婦がやってくれたし、遺伝子を残す必要なんて特にないって思いこんだっ!

「にゃー、
元気になったら、それは良い事にゃー」

問題は、その猫の性別は♂ダニ。
中身は元人間さんダニよ。
この世界、全く違う生物を交配させる事が可能な大魔境ダニ。

(にゃー
吾輩に、モテ期が初めて訪れたにゃー
猫の身体に後悔したけど、今は最高にゃー
口調が古臭い幼女だけど、吾輩は構わないのにゃー)

ペロペロ、ニャーベェーは舌を出して、魔女娘の鼻を舐めた。













「「「「「ブヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」」」」」」」」」

しばらくすると、戦車(チャリオット)の遥か前方に、2000匹はいるであろうオークの大部隊がうっすらと見えていた。
オーク達は雄叫びをあげながら、とある男の冒険者と闘って乱戦(白兵戦)状態。
乱戦状態になると、まともに集団としての力を発揮できなくなるから、前衛職の冒険者は乱戦をとっても好む。

弓矢の雨が怖いなら? → 敵部隊に接近して巻き込むように戦う。
槍の密集した集団陣形が怖いなら? → 弱点の側面を攻撃して乱戦する。
騎兵部隊の突撃が怖いなら? → アイテムボックスから、馬が嫌がる悪臭を放つ何かを投げて、落馬させる。

今回の場合は? → 定期的に、アイテムボックスから取り出したトゲトゲが付いた鉄製のマキビシをばら撒き、踏んだらとっても痛いからオークがそれを恐れて、思うように行動できないように制限させて乱戦してぼこぼこにする。

闘っている男の冒険者の体格は、まさに鉄板のように大きく、単純で大雑把。
真っ黒な肌と硬質そうな筋肉を身にまとう一人の男が、武装したオーク達を 素 手 で 武器や盾ごと貫いて殺す。
普通、そんな事をすれば、人体の方が砕け散るはずなのに、この男は可笑しかった。
生身と金属+木材。そこには比べ物にならないほどの硬さがあるはずなのに、無理をして、それを覆している。
笑ってオークの頭を掴み、握力でブチュッとリンゴのように潰し、死体をオークの方に放り投げて、残酷な笑みを浮かべていた。


「オラはっ!戦闘民族島津人!
日本最強の戦闘民族だぁぁぁぁ!!!!」

「ぶびぃっー!」

謎の雄叫びとともに、男は右ストレートで、オークの腹を木製の盾ごと貫いて絶命させ、盛大に返り血を浴びている。
顔にかかった血をペロリっと舐め、子供が見たら泣いてしまうような笑顔を浮かべていた。
この光景を見た魔女娘は、この男の事をキチガイだと判断し、関わらないでおこうって思ったら、魔女娘が抱きしめているニャーベェーが

「あれはうちの副ギルドマスターの島津さんにゃ。
戦国最強武将の島津義弘みたいな人間になりたい中二病患者なのにゃ。
島津義弘の説明は要りますかにゃ?」

「え?」

「だから、あれはうちのギルドのナンバー2で、とっても偉い人にゃ。
秀吉殿も、対応には気を付けるのにゃ。
冒険者でも平然と殺すマジキチにゃ・・・。」

「なんで、そんな奴がナンバー2なんじゃ?」 魔女娘は首を可愛らしく傾げた。

「冒険者の中で一番戦闘狂で強いからにゃ。
普通、冒険者は数人でチームを組むけど、島津だけは別格。
1人で補給・回復・戦闘などを全てこなして闘えるワンマンアーミー(1人の軍隊)みたいな男にゃー。」  

ニャーベェーが、魔女娘の胸に顔を押しつけて、スリスリしてゆっくりしながら雑談している間も、島津はオークを素手で殺して殺して殺しまくる。
鎧や盾を殴る度に、手が怪我をしているが、回復魔法を使いながら戦闘しているから、何の問題もなかった。
身体が壊れたら、壊れただけ、回復魔法で治しながら相手を殺せばいい。
史実の島津義弘は、生涯五十三度の合戦に参加して生き残った軍神だ。
この程度の敵相手にひるむなんて可笑しい。(実際に、迅速に行動するために、先遣派遣部隊のオークの装備は軽装ダニ)
史実の朝鮮半島で20万の敵軍を僅か7千で打ち破った。なら2000くらい1人で虐殺できるはずだと、大量のマキビシをアイテムボックスから取り出して地面にばら撒いて、島津はそう思った。
そういう風に島津は思い込んで、自分に酔っている
そこら中、マキビシだらけで、オーク達は辛いダニね。
記憶を一部共有しているせいで、痛みに対する恐れで、行動が鈍くなっているダニ。

「「「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!
足にマキビシが刺さって痛いブヒイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」」」

島津は、無理をしすぎて全身が痛くて仕方がないはずなのに、今の彼には関係なかった。
自  分 で ば ら 撒 い た マ キ ビ シ を 踏 ん で 自 爆 し て い る  け ど  、 そんなの関係ねぇ。
足にグサッとマキビシのトゲトゲが刺さって、涙が出そうだが耐えた。
1人で何でも出来ると思い込む中二病・・・いや、万能感に包まれ、調子に乗っている。
島津は空気を大きく吸い込んで叫んだ。

「おらは軍神、島津義弘と呼ばれたい男!
スーパー島津人3だぁっー!
死にたい奴から、オラの前にでろおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

また、アイテムボックスから大量のマキビシを取り出して、地面にばら撒く。
オーク達は、嫌がらせをしまくる島津の戦い方に怒りを感じていたが、足元を見ずに走ると、マキビシが刺さるから、悔しくて悔しくて仕方ない。
このままの勢いだと、本当に1人で2000匹のオークを虐殺できるかもしれない雰囲気だったが、戦車の御者台にいる信長が秀吉を振り返って

「秀吉!
範囲魔法でっ!
前方の敵をっ!
一気に全部粉砕しろっ!!」

「ええのか?
島津という男も巻き込んでしまうぞ?」

「だいじょうぶだ!
念話で連絡して事前に退避させる!
仮に退避しなくても、そのまま攻撃しろ!
今なら魔法で一度にオークを殲滅できる!
奴らは密集して混乱状態だ!」

「?」 魔女娘は首を少し傾げて疑問に思ったが、信長の命令通りに、右手の人差し指を光らせて魔法陣を描く事を優先した。
今描こうとしている魔法陣は【バーストファイヤー】
軍勢同士の戦闘で頻繁に使われる対軍用の炎の魔法。
描くのに30秒の時間を要する事から、前衛や障害物がないと、扱いがとても難しい。
前回、魔女娘がこの魔法陣を使うのに失敗して、そのままオーク達に穴という穴を掘られそうになったダニ
魔女娘は★型の魔法陣を描き、細かい数式をその中に描く。
ニヤニヤと笑顔を浮かべる精霊達に魔力を供給してもらい、魔法陣がピンク色に光り輝き、あとは呟くだけ

「ワシの魔法が完成したぞ!
・・・
・・・
・・・
・・・
あの、魔法陣できたぞい?
撃ってええか?」

いつまで待っても、信長が返答を返してくれないから、待ちきれなくなった魔女娘は聞いてみた。
戦車がどんどん現場に近づいているから、広範囲魔法で、オークの軍勢ごと戦車を巻き込む恐れがある。
それにオークは生理的に嫌悪を感じる生物だから、早く全部殺したい。
信長は、何度も何度も念話で独り言をぶつぶつと呟いた後に、魔女娘の顔を見て

「島津が戦闘に夢中になって、我の念話を聞いてない。
構わぬから撃て。
責任はすべて我が取る!」

「島津とやら!ワシを恨むなよ!
バーストファイヤー!」

無慈悲な命令を容赦なく、魔女娘は実行した。
自分で責任を取られなくても良い。この言葉のおかげで魔女娘は良心の呵責を感じずに済んだ。
120歳のロリジジイなだけあって、割り切りがいい。
魔法陣から真っ赤な炎の球が次々と生産され、その数は合計にして50.
300mほど離れているオークの軍勢に炎の球の群れが降り注ぎ、あちらこちらで爆発して、炎がオークの軍勢を包み込んでいた。
大きな爆弾一つ使うより、小型爆弾を複数投下した方が広範囲を濃密に爆風で殺傷できるのと同じ原理で、オーク達を燃やしまくる。
オーク達は、  全 身 火  だ る ま 
絶対、こんな死に方をしたくない苦しい死に方で、全身が燃える激痛を浴びながら焼き豚になっている。

「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!
熱いブヒイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!
このままでは焼き豚になってしまうブヒイイイイイイイ!!!
ブヒイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!」」」」」」」」

(おお、凄い!
ワシ、結構強いんじゃな!
120年の人生ではじめての経験じゃ!
ワシつぇー!)

魔女娘の魔法で、2000居たオークはほぼ全滅。
生き残った個体も、火傷を負ってまともに動けない。
島津も爆風で、身体が焼けて炭化して倒れ込んでいる。
この惨劇を見た戦車内にいる冒険者達は恐れとともに小さい声で呟いた。

「「「うわようじょ・・・こわい」」」」

「「「ウワヨウジョツヨイ「」」」」

10歳くらいの小さいエルフ娘が、瞬時にオークの大軍勢をほぼ皆殺し。
無邪気な小学生に、核兵器のスイッチを持たせるような、そんな怖さがある。
中身は120歳のロリジジイ故に、善悪の区別を付けた上での大量虐殺だが、人間は外見から物事を判断するので、魔女娘の事が怖くなった。
魔女娘は、しばらく喜んだ後に、巻き込んだ島津の事を思い出して

「なぁ、あやつ死んでおらんか?」 身体が炭化して真っ黒の島津を指で指し示した。

信長は戦車を止めてから鞭から手を放し、魔女娘の頭に手を置いてナデナデしながら

「大丈夫だ。
見ろ。
奴の肌は死んでおらん。」

「え?嘘じゃろ?」

魔女娘は、真っ黒の島津の身体を注視する。
今は戦車と島津までの間に、100mほどの距離があるから、よく分からなかったが、近付くに連れて島津の皮膚が、炭化してない瑞々しい肌に少しづつ入れ代わっている事に気付いた。
人体の神秘に魔女娘は驚いて

「あやつ・・・化物か?
オークが火ダルマになった炎を食らって、死んでおらん上に再生能力が凄いぞ!
あと、ワシの頭をナデナデするのはやめてくれんか?」

 信長は、魔女娘の抗議を無視して、頭を綺麗な銀髪を楽しそうにワシャワシャ撫でながら

「あれはモンクと巫女が持つ回復魔法【密着ヒール】の効果だ。
即死しない限り、巫女とモンクは何度でも傷を回復させて、立ち上がって闘う事ができる・・・理論上はゲームの時と同じようにな。」

「あの、ワシの頭を撫でるのをやめてくれぬか?
説明はわかったから、頭から手をどけてくれ。」

未だに信長は、魔女娘の綺麗な銀髪を手で弄んでいる。
信長は魔女娘の問いに、大笑いした。

「ワハハハハハ!
良いではないか!
触れられて、減るもんではない!
良い触り心地だぞ!」

(こやつ・・・本当にロリコンかもしれぬ・・・
隣に金髪巨乳美少女のアイがいるのに・・・ワシの頭を撫でる・・・?
ワシの貞操が危ないっ!?)

魔女娘が信長にロリコン疑惑を抱いて戦慄していると、島津が炭化した身体を治し、五体満足に動けるレベルで回復していた。
島津は太い足で一気に地面を蹴って空高く舞い上がり、2mはあるであろう巨体を、信長達が乗っている戦車に叩きつけてくる。
戦車が纏っている鉄板は、  ソ ウ ル 王 国 製 な  の で 質が悪く、軽くひしゃげて曲がり、中にいた冒険者2名が鉄板に押し潰されてミンチ。
肉片を血を周りにばら撒いて絶命している。
信長達はすぐに戦車から離れて、島津と距離を開け、場に魔女娘と、ニャーベェーが取り残された。

(あれ?
ワシ、ピンチ?)

「にゃー!
秀吉殿は早く逃げるのにゃー!」

島津の巨体が目の前にある。
魔女娘の小さい身体から見上げると、まさに巨人。
象と猫のような格差。
殺されると思った魔女娘は、場から逃げようとするが・・・巫女服をガシッと掴まれた。

「オメェがオラを燃やした魔法使いかっー!
悪い魔法使いは全裸だぁっー!」

ビリッ! バリバリッ! ビリィィィィ!!!!!!!!!!!

「へ、変態にゃぁー!」

島津の力強い手が、アイから借りていた巫女服を、強引にビリビリに破き、魔女娘は一瞬で裸になる。
魔女娘の幼い身体が、世 間 に  大 公 開  ダニ。
男の冒険者達は、若いエルフの裸体を見れてラッキーだと興奮するとともに、どうやって島津を止めればいいか悩んでいる。
小さい娘の裸 OK
可愛い、なお良し。
エルフ娘、耳が尖っていて可愛いよね。
でも、紳士を気取りたいならイエス ロリータ ノータッチ!
ロリ娘に実際に手を出すのは犯罪ダニ!
でも、男の冒険者達は困っている。
今、助けに入れば、島津に殺されてしまう可能性がある。それは戦況的に最悪だ。
冒険者の復活に1日から数日の時間がかかる制限がある事を考えると、止めるのに失敗して返り討ちにでもあったら、人類の勝率が下がる事を意味する。
でも、魔女娘の方は通常の10倍の魔力を籠める事ができる貴重な魔法使い。
ここで島津に酷い事をされて心理的なショックを受けたら、戦争の道具として使い物にならないかもしれない。
どっちの判断をすればいいのか本当に彼らは困った。
今は1人でも戦力がほしい時期。
エルフ娘らしい白くて美しい裸体を晒した魔女娘の方は、呆けて場違いな事を考えている。

(これで、ワシ、この世界で3回も服を駄目にしたのぅ・・・)

魔女娘は貧乳を隠しもせず、島津と向き合う。
女の子らしい恥じらいはない。
少し前まで、排泄も風呂も、全部他人の手でやってもらう介護生活を送っていたロリジジイ。
寝たきり生活の影響で、他人に裸を見られるという事に、抵抗をあんまり感じなくなりつつあった・・・気がする!
オーク達の時と違って、すぐに犯してくるという雰囲気でもない。
島津は魔女娘の態度が気にいらないのか、今にも殺しそうな目つきで

「おめぇ・・・オラに謝る事があるだろ?
なんだ、そのふてぶてしい態度は?
女だから、泣いて謝って土下座して、一晩一緒に楽しい夜の運動に付き合ったらオラは許してやるぞ?
公衆の面前で恥ずかしいなら、あっちの 茂 み で や ろ う ぜ。」

島津が、指し示した茂みは、ちょうど周りから見えなくなる感じの良い茂み。
島津は、可愛い娘がいるとホイホイ食べちゃうダニ。

(こいつもロリコンか!)

魔女娘は島津の言動から、島津が小さい娘が好きなロリコンさんだと理解した。
それと同時に、信長の命令で島津ごとオークを焼き払ったから、信長にも責任があると思って、魔女娘は後ろを振り返り、信長のダンディな顔を睨みつける。
子猫がライオンを睨みつけるような、にゃーな感じの微笑ましい威圧感しかないから、信長は少し苦笑した後に、一回、わざとらしく咳をして、島津に言い放った。

「さっきの攻撃は、我の命令だ。島津。
そこの猿・・・いや、秀吉には何ら責任はない。
それに島津に、事前に攻撃する事を念話で伝えたはずだ。
戦場で念話を聞いてない方が悪い。
わかったか?」

島津は殺気を魔女娘から変更して、信長にぶつけた。
残忍な笑みを浮かべて楽しそうにしている。

「そんな事はしらねぇな。
おらは、戦闘に夢中になると他の事が耳に入らねぇんだ。
一回、信長も死んでみるか?
きっと癖になるぜ?」

「我の言う事が聞けぬのか?島津。
とうとう、頭の方も馬鹿になったらしいな。
お前を戦国ギルドのナンバー2にしたのは、どうやら間違いらしい。」

信長の言葉に、冒険者達が信長を守るように周囲に展開して、一触即発の状況になる。
槍・剣・弓・爆弾・毒ガスが入った容器を島津へと向けている。
島津は少しの間、信長の顔を睨みつけた後に、不貞腐れた顔で両手を空にあげ

「わかったわかった。
全部、オラが悪い悪い。
そういう事でいいんだろう?
ほれ、これはお詫びの印だ。」

「ん?」

島津は魔女娘の頭に何かを置いていた。
それは絹で出来たパンツ。
青と白色の縞々で構成された色鮮やかなパンティー。
あえてお洒落に言ってみると、青と白のストライプパンティー。
魔女娘は頭に載せられた縞々パンティーを手に取り、ちょうど下半身を隠すものが欲しいと思ったので、目の前でそれを履いた。
右足を上げて、パンティーの内側に細くて白い足を通す。
続いて左足も遠し、一気にパンティーをグイッと上に引き上げて、女性の大事な場所を覆って隠した。
全裸のままよりも、ある意味エロイ光景だったので、男達の注目と興奮を集めているが、魔女娘は目の前にいる島津の視線にしか気付いていない。
でも、まだ全裸に等しい状況なので、アイの方に顔を向けて

「アイー。
済まぬが、ワシが着れるサイズの服はないかのぅー?
一日に、服を2回も壊してすまぬ。」     頭をペコリと下げる。

「えーと、Tシャツでいいですか?
たぶん、下半身も少しは隠せますよ。
私の巫女服だと、大きくて動き辛いみたいですし。」

冒険者達は、この魔女娘の反応に安心する。
島津の前でも、全裸のまま平然としているこの幼女なら、戦場でレイプされても、殺されても、拷問されても、多少の動揺はあっても戦争の道具として戦ってくれるなぁーと。
戦争や殺し合いは、まともな精神を持っているなら、それはとっても嫌な物。
一部、戦争に夢中になって嵌って、周りが壊滅状態になっても闘い続けても平然な例が現実にあるが、それは筋金入りの軍人や、殺しを工場の作業感覚で慣れてしまった人間さん、あるいは薬、強烈な宗教心に支えられた類のものである。
例え、冒険者が不老不死で復活する命でも、死は最低最悪のBAD ENDの一種。
それに冒険者達は復活のシステムそのものに疑問を抱いている

復活する前の身体と、復活した後の身体って、実は新しくコピーして生成しただけで、クローン人間みたいな別人なんじゃね?と。
第三者からは不老不死に見えるだけで、主観的に見たら、ちゃんと死亡して永遠の無を体験しているのではないか?

そういう疑問を抱いたまま、冒険者の内200人が戦争に挑んでいる。
残りの800人は、この疑問を抱いたせいで死を恐れ、戦場から遠く離れた後方で、働く道を選択しちゃっている事を、魔女娘は後に知る事になったそうな。

(ワシ、運がいいのう。
履き心地のいいパンツまで手に入ったし、アイみたいな巨乳が素敵な女性にも巡り合えたし、ワシは若くて健康で運が良い。
老人の頃は、毎日が死にたくて仕方がなかったが、若いと毎日が新鮮で楽しいのぅ。
神様って奴は、ちゃんと人間の事を見ておるんじゃな。
・・・・・・・・なんで、島津は女性のパンツを持っていたんじゃろう。
きっと、あいつも女性と付き合っているリア充なんじゃな。
このパンツは、恋人のパンツなのかもしれぬ。)

なお、アイから渡された白色のTシャツは、太股よりも少し上程度しか隠せない長さのため、うっかり魔女娘が前屈みになったり、座ったりしたら、縞々パンツが後ろや前から見えてしまうパンチラ仕様。
まさに性犯罪者・ロリコンホイホイ。
傍目から見ると、襲ってくださいと勘違いする男が出そうなくらいに、今の魔女娘は女として無防備。
早くスカートやズボンを手に入れないと大変ダニ!
この国の治安は、本当に悪い上に戦時下ダニよ!
男は背が低い美少女が大好物ダニ!

(うーん、男達がワシの下半身を必死に見ようとしとるな。
さすがのワシでも、これだけ注視されると気付いた。
ワシ、どうしよう。
こんなにじろじろ見られ続けると、気持ちが悪いのぅ・・・)

男達の視線が自分に集まっている事をとうとう理解した。
そんな時に猫のニャーベェーが、歩いて魔女娘に近寄り、白くて細い足に猫顔を押しつけてゆっくりしていた。
スリスリして感触を楽しんでいる。

「にゃー
秀吉殿が無事で良かったですにゃー」

魔女娘の足元から、必死に真上を猫目で見ようとしている。
魔女娘はニャーベェーの猫ボディを見て閃いて、ニャーベェーを両手でつかんで持ち上げ

「どうしたのにゃー?
(ちっ、縞々パンツを見ようとしたのがばれてしまったかにゃ?)」

(こいつを足と足の間に挟めば、下半身を隠せるぞい!)

男達にパンツを見せない画期的な方法って奴を思いついていたそうな。




魔女娘戦記
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9 件のコメント :

  1. (´・ω・`)小説って、どう書けばいいんだっけ・・・

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    1. 敗残の企業戦士パルメさんがTS転生する小説を書き終えるまで、とにかく走りきるのです

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    2. (´・ω・`)主人公が成長する物語、そんな要素があったらいいなー。感覚でがんばってみる。
      主人公さんが成長しない物語はきっとつまらんダニね。

      削除
    3. 成長物語の方が完結率は高いですね。
      無双TUEEE物って、途中で蹂躙し飽きてほぼ確実に打ち切りになります。

      まあ、パルメさんの完結率を考えると……うおっ! き、貴様らは!? うわぁぁぁっ!!

      削除
    4. (´・ω・`)中篇なら、か、完結させているし。

      (´・ω・`)何十話も必要な長編になったとたん、難易度あがりすぎて、無理ゲーになるダニ。

      削除
  2. Operaで見ているとサイトのレイアウトがおかしい
    糞重たいし、スクロールする時に画面が左右に分割して別々に動くから気持ち悪くなる。

    返信削除
    返信
    1. (´・ω・`)最大の問題点は、ラベル(カテゴリー)の数が極端にあるせいで、それが一番サイトに負担がかかっている気がする。
      (´・ω・`)んー難しい。

      削除
  3. ヨウジョカワイイヨヨウジョ。いつもこのサイトにお世話になっているのでまずはお礼から、いつもありがとうございます。パルメさんの書くものはクセは強いですが内容は面白いものばかりですので今作も期待しています。後、これは蛇足ですが出来れば某サイトの巫女さんの続きも書いて欲しいなー(*´ω`*)

    返信削除
    返信
    1. (´・ω・`)精●●女はっ!
      よく考えたら、一人称の方が良い気がして悩んだからっ!
      (´・ω・`)もう更新できない。

      (´・ω・`)でも、魔女娘戦記の出てくるモンスター達は、精●●女と似たような仕様の連中ばっかりだよ?

      削除

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(´・ω・`)1日に1回、システムからスパムだと判断されて隔離処置されたコメントを、元の場所に戻しておるんじゃよ。

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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。