【魔女娘戦記】  第二話  オークに捕まると、●処女ですぞ!

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公開日: 2014年6月29日日曜日 管理人の文章 自作小説 魔女娘戦記





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魔女娘戦記】 
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後世の歴史家パク・リーは語る。
「ソウル王国は詰んでいたッ!
そうッ!
最初からッ!
もうどうしようもないほどにッ!
周りが超大国だらけで詰んでいたっッ!
そしてっ!
肥溜めのような腐った匂いがぷんぷんする国家モドキだったのだぁっーッ!」
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この世界(ゲーム)の歴史を簡単に話そう。
かつて、この世界のほとんどに人類の国々があった。
地上の覇権を握り、我が物顔で暮らせる栄光の時代。
しかし、それは終わりを告げる時がやってくる。
今まで人として扱われなかった魔物達が群れて、自分達の国を世界各地に作り上げた。
特に豚の顔を持つオークの繁殖力は凄まじく、人間の女性を捕らえて妊娠させると・・・1ヵ月でオークの子供が数匹産まれる。
人間の女性1人につき、年に平均36匹のオークの子供が産まれる計算。
しかも、僅か5年でオークは成体に育ち、兵士として戦え、一部の記憶を個体間で共有している。
人類は領土を奪われ殺され犯され・・・・人類の生存領域は、広大なユーラシア大陸の東端にある朝鮮半島だけになってしまった。
他の場所に住む人類は全て家畜として扱われ、魔物達の子供を孕み続ける悪循環。
人間の男が産まれたら殺されて食肉用、人間の女が産まれたら、母体と同じ運命を辿る。
その母体も5年もすれば、子供の産みすぎで死ぬ。
人類には絶望しか待ってなかった。

最後の人類国家(ソウル王国)「人類を裏切りまくって、オークに付いたダニ!
これが人として正しいあり方ダニ!
同じ人間を売って、美しい娘は家畜として差し出すダニ!
宗主国様はありがたいダニ!」

オーク「人類国家ほとんど倒したし、後はお前らだけだな。
エルフ社会主義連邦に攻め込む前に倒すわ。」

最後の人類国家(ソウル王国)「?!!!!!!!!
う、裏切られたダニ!?」

そんな時に、朝鮮半島の天空から、冒険者という不老不死の人間達がやってきた。
人間より遥かに頑丈な身体を持ち、軍勢を焼き払う魔法を使う。
冒険者だけが、人類唯一の希望。
最大の敵は、同じ人類!
人類はこんな事態になっても、内ゲバをし、政争に明け暮れ、国力を無駄に浪費していた!






ソウル王国の首都ソウルは、朝鮮半島の真ん中に近い場所にある。
長年の財政難により、大半の建物がボロボロで、道路に排泄物が転がっていて、他の国と比べると街の規模も小さい。
だが、王が住む場所だけは特別だった。
赤色の染料で塗装された荘厳な城。
庭には、ゴミはあるが排泄物は落ちてない。
そんな城の一室にある執務室で、このソウル王国を統べる国王【世宗(セジョン)大王】は頭を抱えていた。
足元まで届く長い黄金の金髪は美しく、耳が尖がっている。
この身体の特徴は、不老長寿の種族エルフのもの。
かれこれ、王になってから50年の在位期間があるが、未だに10代の可愛らしい少女の外見を維持していた。
とても30人の子供を産んだ身体とは思えない若々しさ。腰つき。

「わっち、どうしよう。」

今、世宗大王を悩ませているのは、オーク中帝国との戦端の火蓋が切られたからである。
オーク中帝国の先遣派遣部隊10万相手に、最新式のボルトアクション小銃を一部装備した100万の人類軍を投入、ソウル王国の誰もが勝利を確信していたが、結果は、見事に人類軍が惨敗してしまった。
10倍の兵力差があっても、最新式の銃があっても、オーク軍に勝てない。
それ以前に、国の命令に従ってくれる冒険者達がいるのに、内ゲバと政争のせいで、まともに運用できない。
この現実に、世宗大王は打ちのめされている。
このまま状況を放置すると、来年辺りには、オーク中帝国で首輪をつけられ、家畜として過ごす未来が待ち受けているだけに、世宗大王は頭をフル回転させている。
前線の正規軍(という名前の寄せ集めの貧困層)は壊滅。貴族達が保身を考えて寝返る可能性があるから、首都を守る防衛隊を投入する訳には行かない。
オーク軍の本隊100万が朝鮮半島へと向けて、補給拠点を各地に設営しながらd進軍中の報告もある。
不老不死の冒険者達(ゲームのプレイヤー達)は、とある国家プロジェクトのために大半を投入しているので、全てを軍事に回す事が出来ず、8割が戦う事を拒否。
しかも、無駄に官庁が大量にあるせいで、命令が朝鮮半島北部にいる冒険者に正確に届くかも不明だ。
過去に矛盾した命令が乱立しすぎて、国家機能が麻痺した事がある。

「人間の軍隊は役に立たず、役に立つのは冒険者のみ。
こうなったら仕方ない。」

世宗大王の頭の中が纏まった。
現状で国を生き延びさせる最善の手は

「当初の予定通りに、朝鮮半島の半分を放棄。
前線にいる冒険者達に時間稼ぎをさせて、朝鮮半島を二分する運河をその間に作り上げる。
わっちは、愚王として歴史に名前が残るかもしれんな。」

この決定は多くの人民の人生を左右する事になる。
あと、運河とは、現在の北朝鮮と韓国の国境線付近の大地を丸ごと削り、運河(海)にするソウル王国の一大国家プロジェクト。
こうする事で、ソウル王国をユーラシア大陸から切り離して島国にし、国防への負担を最小限にする末期的な大工事だった。
特に国防への負担が軽くなる点が素晴らしい。
現実の韓国も、陸地沿いで北朝鮮に接しているせいもあって、陸軍に予算を割かねばならず、徴兵された兵士の給料が悲惨な事になっている。

韓国政府(´・ω・`)約3兆円の予算で50万人の兵員を運用するのは大変だお。

兵士(´・ω・`)あの・・・給料が月給80~100ドル(8000円)なんですが。

韓国政府(´・ω・`)予算が足りないから、人件費を可能な限り削ったお。戦死したら50万円あげるお。

兵士(´・ω・`)兵役の負担が重すぎて人生辛い。

国防への負担が最小限になる代わりに
工 事 の 成 功 は  国 土 の 半分(北朝鮮) を 放 棄 する  事 を 意 味 す る !!
なぜそんな所で運河建設をやっているかというと、オーク中帝国を刺激しないためだ。
オーク中帝国との国境付近で運河建設をしたら、朝鮮半島を島国にしようとする意図がばれて、すぐに戦争になるから、国土丸ごと半分放棄する馬鹿げた計画案にせざる負えなかった経緯がある。
現在は、運河完成目前という状況になって、それに気づいたオーク中帝国が慌てて攻め込んできた。
そんな所だ。

「あー、わっちは内政と外交が得意なのに、どうしてオーク中帝国は我侭なんじゃろ。
条約を結んでも、すぐ破棄されて、わっち辛い。
他に頼れる国はないのかのぅ。」




第二話  オークに捕まると、●処女ですぞ!





魔女娘はひたすら街道沿いに南に走って逃げていた。
周りには一緒に逃亡する人間の兵士達の姿があり、鎧や武器は重いから全て捨てて裸に近い格好。
魔女娘の後ろには1000匹近い武装したオーク達が追いかけてくる。
お互いに戦場から30分ほど走っているにも関わらず、脱落者は1匹もいない。
これだけ見ても、オークの身体能力は、人間より勝っている事がわかる。
魔女娘も小さい子供の外見なのに、大人と同じ速度で走っていてタフだった。

(わし、若くて健康な身体最高!
ワシ若い!身体が凄く動く!良い!
でも、この状況は最悪じゃ!
この魔女の姿は走り辛い!)

魔女娘は身に纏う黒いローブを放り出したい気分になっている。
足の膝まで届く長さのせいで、下手したら転びそう。
走って運動しているせいで、ローブは汗でグショグショ。
この状況で転んだら、オーク達に追いつかれて、穴という穴をアッー!な事になるだけに、久しぶりのマラソンに必死になっていた。
幸いなのは、胸がAカップくらいの貧乳だったおかげで、走るのに全く支障がない。
貧乳には、貧乳なりの良さがある。
おっぱいに貴賎なし。

(でも、この装備は良い装備だから、捨てるのは勿体無い。
ワシって、物を捨てられない性格じゃし。
あー、誰か助けてくれんかのぅ。)

考え事をしながら走っている事が仇になった。
右隣を走っていた男が、わざと左足を前に出し、魔女娘の足を引っ掛けてきた。
魔女娘は転がり、鼻と膝が地面に全力でぶつかって、血がダラダラと出ている。

「グフ!」

膝が擦り剥けて、今までと同じ様に走るのはもう無理そう。
涙が少し出たが歯を食いしばって堪えた。
魔女娘を転ばせた男は、背後を振り返って大声で

「そこのエルフを差し出すから、俺は見逃すダニー!」

身勝手な事を叫んでから、その場を走って去っていく。
自分が助かるために、 身長134cmのエルフの少女を オークへの生贄に捧げるゲスの背後を、魔女娘は憎い気持ちとともに見つめたが、今はそんな事よりも先にやらないといけない事がある。
後ろに興奮したオークが1000匹。
捕まれば人生初めての脱処女 + 妊娠 + 出産。
武器は魔法だけ。

(やらねばやられるっ・・・!
ワシ!若い身体で青春を堪能したい!
100年ぶりの青春を諦めてたまるか!)

魔女娘は両手を汗とともに握りしめ、自分が何の魔法を使えるかを思い出す。
この世界の魔法は、空に魔法陣を描き、そこに魔力を注ぎ込む事で発動させる形式だ。
魔法を使えば、使った魔法陣は消えてなくなる。
魔力は半透明の精霊さん達が勝手に持ってきてくれるから、一般的なゲームと違い、MP(マジックポイント)の概念はない。

(敵は大軍、一匹一匹は簡単に殺せる防御力。
150mは離れている。
この状況に最適の魔法は、バーストファイアーじゃ!)

バーストファイアーは、数と威力を重視した炎タイプの中距離魔法。
戦争で冒険者の魔法使いがよく使う。
魔女娘は、右手の人差し指を光らせて、空に魔法陣を描く作業を開始する。
この魔法は、図形が少し複雑なのと、描く術式が多いから、30秒もかかる所が欠点だ。

(やばい。オークの軍勢が近付いておる。)

魔法陣を描く間に、オーク達との距離が詰まっている。
ゲームなら走って逃げながら、時間を稼いだり出来るが、今の魔女娘は走れない。
魔法陣が完全に完成した頃には、オーク達との距離は10mまで迫っている。
完全に判断ミスだった。
魔女娘は★型の魔法陣を起動させようと口を開こうとするが、既に時は遅し。
数匹のオークが石を投げてきた。

「バーストファ・・いたっ!
こら!石を投げるのをやめんか!」

魔法を発動させるのをやめてしまい、オーク達との距離がとうとうゼロになる。
数匹のオークの手で、魔女娘の小さな身体は地面に押し倒され、手足を完全に拘束されてしまった。
大勢のオーク達が、欲望でギラギラの目線を間近から向けてくる。
妖精のように可憐で、人形のような精巧さを持つ等身大の陶人形。
この欲望は、それを好きなように汚せる喜びだ。

(あれ?ワシ・・・詰んだ?)

「「「「「「「「「「「ブヒイイイイイイイイイイ!!!!!
さっきはよくもやってくれたブヒイイイイ!!!!!!!
たくさん楽しんだ後に、性奴隷として売ってやるブヒイイイイ!!!!!」」」」」」」」」」」」

ビリビリっ!

魔女娘のローブが強引に手で引き裂かれ、10歳にしか見えないエルフ娘の裸体を世間に大公開。
魔女娘の赤ん坊のような若々しい太股や足を、オーク達が舌でなめ回してくる。
残されたのは、下半身を僅かに覆う純白のパンツだけ。
小さな手もぺろぺろぺろぺろぺろぺろ。
白くて綺麗な足もぺろぺろ。
生々しい太股もぺろぺろぺろぺろ。
美少女フェイスもぺろぺろぺろ。
銀髪もぺろぺろぺろぺろ。
全身、オークの唾液でグチョグチョになる。

「こら!やめ・・・ひゃぁんっ!
そんな所を舐めるな!
胸に吸い付くのはやめんか!
くぅっ・・・!」

このままでは、魔女娘はオーク達の虜にされてしまう。
さすがに、魔法陣を描けない状況に追い込まれたら、自力で助かる方法がない。
オーク達は、ペロペロと魔女娘の柔らかい肌を舐めて楽しみ、魔女娘を唾液でグチョグチョにしていく。
しかも、1匹のオークの手が純白のパンツに伸びようとしている。
こんな状態でパンツ脱がされたら、アッー!と叫ばないといけない事態になる事は明白。
パンツは、魔女娘の貞操を最後の防衛ラインで守ってくれる防壁だが、防御力は布きれ。

(やばい、ワシ、やばい。
若くて健康だから、妊娠させられる。
どうしよう。
異世界で脱処女は嫌じゃー!)

オークの両の手が純白のパンツを掴んだ。
そこからビリビリっ!と、一気にパンツを紙のように破られた瞬間!

「「「「「「ブヒイイイイイイイイイイイイ!!!!!
これで俺達はリア充の仲間入りブヒイイイイイ!!!!!!
エルフ娘で楽しんだ後に高く売り払って、普通の奴隷をたくさん飼って、所帯を持つブヒイイイイ!!!!!
ラッキーな日ブヒ・・ぎゃああああああああああああああああああ!!」」」」」

オーク達の喜びの叫びが、悲鳴に変わった。
魔女娘は何事かと思い、犯そうとしてくるオーク達越しに、遠くを見ようとすると、僅かな隙間から、土煙とともに巨大な何かが迫ってきているのがわかった。
それはオークの軍勢を踏み潰し、ひき肉に変えている。

(何じゃ?あれは一体なんなのじゃ?)

全身をオーク達にぺろぺろされながら、魔女娘はその正体を確かめようと思った。
それは最初は遠すぎて分からなかったが、どうやら巨大な2頭の牛のようだ。

「「ブモオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」

そこには、サイズにして3mの巨大な2匹の牛が、オークの軍勢を踏み荒らして殺している虐殺シーンが繰り広げられていた。
巨大牛の後ろには、金属製の堅牢な車があり、牛と縄で繋がっている。
戦車という奴なのだが、日本語だとややこしい。
鉄製でガソリンで動き、砲塔がある車も戦車、目の前にある牛が動力源の乗り物も戦車。
兎にも角にも、魔女娘は救われたと判断し、戦車の御者台に立っている男の顔を見る。
厳格な雰囲気を身に纏う50歳くらいの中年のイケメン。
黒色の鎧を身に纏い、赤いマントを背に羽織い、二つの手に縄を持ち、牛を御していた。

(やだ、現実のワシよりも遥かに格好良い。
あれがリア充という奴じゃな。
きっと、非童貞じゃ。
ワシには分かる。)

魔女娘の目の前でオーク達は次々と牛の足と、戦車のトゲつきの車輪の餌食と化し、戦車は移動先にある木々まで削って壊し、地面を陥没させ、魔女娘の方に迫ってきた。

(え?
ワシ?
死ぬの?
こんなに健康で若い身体を得たのに、ワシ、死亡するの?)

この戦車は、魔女娘を助けに来た訳ではなかった。
ただ進路上にオークがいて鬱陶しいから、踏み潰してるだけ。
魔女娘の存在に気がついたのは、あと5秒で轢いてしまうという段階になってからだ。
中年のイケメンが口を開き

「小娘ぇー!
早くどかぬかっー!
我は第六天魔王と呼んでもらいたい男!織田信長マーク2であるぞぉー!
戦国ギルドの長であるぅっー!」

「オークに脱がされて、全身ペロペロ舐められて吸われて、拘束されているワシに無茶言うなー!ヒデブ!」

ブチュン

魔女娘の身体は周りにいたオーク達と一緒に、戦車の牛と車輪に潰されて、回りにバラバラになって飛散した。
織田信長と名乗る男は、さすがにこれは不味いと思ったが、見なかった事にして街道を南へと進む事にしたそうな。

「我は第六天魔王!織田信長マークⅡなりぃっー!
小娘の犠牲は忘れぬぅっー!」

これが後に大英雄と呼ばれる織田信長と、人類を救う魔女娘との最初のろくでもない出会い。


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6 件のコメント :

  1. やるのか……アドミラル・パルメ。

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    1. (´・ω・`)もう11話まで書いた。
      やり切るしかないニダ
      (´・ω・`)朝鮮半島の半分が陥落するまで、30話くらいかかりそうな予感。

      削除
  2. 中身はともかく肉体が魔女娘だから合法のじゃロリなんだと今気付いた

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    1. 人類は滅亡寸前で国家自体は滅亡してるから何やっても正義ニダ!

      削除
  3. (´・ω・`)とても危険な爆弾(※核)を用意しなくちゃッ……!!

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(´・ω・`)1日に1回、システムからスパムだと判断されて隔離処置されたコメントを、元の場所に戻しておるんじゃよ。

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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。