【新世紀エヴァンゲリオン】 我思う、故に我有り 【一章 自己進化チート使徒サキエル】

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公開日: 2013年7月27日土曜日 ネット小説 新世紀エヴァンゲリオン

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次の二章はこちらだよ。

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(´・ω・`)第三使徒が自我を獲得した事で、子孫の繁栄よりも自己保存を優先し、自己進化と学習でどんどんチートモンスターになっていく【一章 自己進化チート使徒サキエル】だよ。
(´・ω・`)人類の印象は、脅威にならない弱すぎて可愛い奴ら。
ラジオとか聞いたりして、積極的に人類の技術や文化を吸収し、身体すら改造して化物になってる。

「ナンナンダヨ、ナンナンダヨ」

 オウム返しの様に呟くその声が、兵士のの頭上から降り注ぐ。まさか、と思い顔を上げた兵士は、音の発生源である巨人の仮面をしっかりと把握してから、生涯最大の声で絶叫する。
「喋ったぁぁぁぁ!?」
「ナンナンダヨ」

 その絶叫で仮眠を取っていた上官をたたき起こしてしまった兵士は若干文句を言われつつも「あのデカいのが!! デカいのが喋ったんです!!」と上官に説明。訝しがる上官をテントから引っ張り出した兵士は、デカいのこと第三使徒サキエルを指で指し示す。

(´・ω・`)短期間で日本語習得していて可愛らしい。
既に生粋の日本人以上に日本語を使いこなして、日本で快適使徒ライフを送っているよ。




 我思う、故に我有り 【一章 自己進化チート使徒サキエル】  作:黒山羊  SS 1-10話   2013年07月26日 
     賽は投げられた --第三使徒サキエルが撤退した!
N2地雷を使っただけで撤退するという予想外の展開を見せている! 
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2話 汝自身を知れ -第三使徒サキエルが撤退したのは、サキエルに自我が発生したからだった。
このまま勝利してアダムと融合しても、自身が消滅して子孫が繁栄するだけであり、自己保存の観点から見たら嫌だったのだ。
自身が生き残るためにも、人類を観察する道を選択し、戦わずに人類を見つめている
-
 確かに、アダムと融合すれば、名実ともにサキエルの子孫が地球の王となるだろう。だが、それは今のサキエル自身を生け贄にして齎されるものだ。
 その選択は果たして正しいのか?
 そう自問したサキエルの結論は実に単純なものだった。
『生きたい』
(´・ω・`)繁殖欲がない結果がこれだった。

3話 赤子の手をひねる -第三使徒サキエルは、人類が脆すぎる事を理解していた。死なないように攻撃しても普通にダメージを負い・・・・初号機を大破させて圧勝!
ネルフの皆は二回目の敗北に愕然とする。
サキエルは弱すぎて困る人類を可愛らしいと思った。
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 使徒はゆっくりとエヴァを地面に横たえるとクルリと反転。元のように山に腰掛けてその活動を休止したのだ。
 その姿をみたミサトは、ギリリと歯を食いしばる。
「……眼中に無いってわけね。……回収班、レイと初号機の回収急いで!!」
 放たれる号令。それは即ち、使徒との第二戦は人類側の敗北に終わったことを意味していた。
(´・ω・`)敵とすら見られてない屈辱的な敗北だ。

4話 一を聞いて十を知る -第三使徒サキエルは、人類の声に意味がある事に気が付いて、短期間で日本語を習得した。
そのせいで、戦略自衛隊は驚愕し、ネルフの皆がコミュニケーションを取ろうと頑張り、どんどんサキエルに脅威を感じている。
知能が発達した使徒とか、無理ゲーだ!
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「はぁ……。なんて言うか、あの使徒からすれば私達はアリみたいなもんなのよ」
「……あぁ、成る程。気付かず踏み潰す事はあっても、わざわざ自主的に踏み潰す意味はないって事っすね」
「そういう事よ。……で、初号機はどう?治せそう?」
「腕は火傷が酷く、今日込みであと二日は掛かりますね。足の方は綺麗にスッパリ斬られてたんで、既に修復が完了してます」

(´・ω・`)自虐的な自己評価だけど、なんて正しいんだろう。

5話 我思う、故に我有り --第三使徒サキエルは、二日間で目茶苦茶進化した。
日本語を流暢に使い、使徒の自己進化能力の恐ろしさに人類は恐怖する。
でも、肝心のサキエルは日本語講座で忙しかった。
人類を殺さずに追い返す程度にとどめている。 
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心の壁か。……随分面白いモノを使うな。だが少年、そちらが外部からのエネルギー供給に頼る以上、私の有利は揺らがんぞ」
 その呟きに目を見開いたのはシンジだけではない。2日前の片言と比べれば天と地程に差がある流暢な日本語。と、言うか、物凄くネイティブな発音と、えらく知的な指摘に、この場をモニターしていたネルフの人員は絶句した。
(´・ω・`)能力がどんどん高くなり過ぎて、人類の科学力でも危ない子になりつつある。

6話 必要は発明の母 --第三使徒サキエルが、身体を効率よく使うために身体を改造した。
更に強力になるために、他の使徒を食べてS2機関を多数内部に取り入れる気満々である。
落語を聞きながら、自己進化と学習続けてチートだった。
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 『そうだ、喰えば良い。S2機関は多くあって困るモノでもないし、上手く行けば喰った相手の能力等も取り込めるはずだ。……我ながら、なかなか良い案じゃないか?』
 人間が聞けば共食いがどうこうとか言いそうだが、生憎サキエルは他の使徒を同類とは考えても、同種とは認識していない。何しろ先程も述べたように使徒はその姿を自由自在に変化させる。故に、むしろサキエルと同型の使徒が現れる確率の方が低いのだ。
(´・ω・`)このサキエルがいるだけで、人類はしばらくは安泰なような気がする有様だよ!
7話 仲良きことは美しきかな -碇司令は、ゼーレの老人達にギタンギタンのボコボコに説教されていた。
莫大なお金を投資して戦果なしだからだ!

第三使徒サキエルの方は、海でゆっくりしながら人間達と友情を育んでいる。 
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「……アイツ等、後でシバくわ」
「……まぁ、お手柔らかにな。……ところで、『サッキー』とは何だ?」
「サキエルのモジリや。ネッシーっぽいやろ?」
「ネッシー?」
「ネス湖に住んどる怪獣がネッシーや。せやからホンマは芦ノ湖のアッシーなんやろうけど、名前あるらしいからそっちをもじった」

(´・ω・`)超平和だ。人間と交流して平和的に別れている所とか凄い使徒だ。

8話 千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす - 第四使徒シャムシエルがやってきた。
碇シンジはトウジたちと一緒にサバイバルゲームをやっていたので、初心者以上の活躍をしている。
でも、遮蔽物を盾にしながら行動しても、すぐに遮蔽物ごと破壊されちゃうので無理ゲーだった。 
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 タタタン、タタタン、タタタンとリズムを刻んで放たれたその弾丸は正確に使徒へと命中し、確かなダメージを与えた。だが、シンジはそれを確認する前にその場を素早く離れ別のビルの陰へと移動している。
 その姿を見た発令所のスタッフ達はシンジの成長に舌を巻いていた。常に重心は少し前、若干膝を落とし、ビルの陰に潜伏。対象を見つけ次第、射撃設定を三点バーストモードにして数回射撃、素早く潜伏場所を変更。

(´・ω・`)ダメージを銃で与えている時点で、このシンジ君はただものじゃない。

9話  兎も七日なぶれば噛み付く -第四使徒シャムシエルとの戦いでシンジは昏睡状態に陥り、初号機の中にいる母親の魂が代わりに大激怒して戦った!
第四使徒シャムシエルを投げ飛ばし・・・・・その先には第三使徒がいる!
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再び咆哮を上げて使徒へと接近したエヴァは左手でその光の鞭を握り締め、ハンマー投げの如く使徒を投げ飛ばす。

 その落下地点は、よりにもよって『芦ノ湖』だった。
(´・ω・`)第三使徒によるむしゃーむしゃー、しあわせぇっーフラグだ。

 10話   漁夫の利 第四使徒シャムシエルは、第三使徒に捕食されてS2機関を強奪された!
これで第三使徒がチートになる!
ネルフと協力すれば、使徒を幾らでもむしゃーむしゃー食べ放題! 
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 何しろ、サキエル自身の肉体は特にコレといって特化したものがない。
 水陸両用、遠隔攻撃と近距離攻撃の両方をこなし、ATフィールドも展開可能、再生もそれなりに早い。そう聞けば誰もがそのスペックに驚愕するだろう。だが、『万能』が『最強』かと言われれば怪しいモノがある。器用貧乏より一極集中型の方が便利な場合も往々にして有るのだ。

(´・ω・`)使徒がくる度に、捕食して強くなる使徒が近くにいるってストレス級の大問題だ。




1 件のコメント :

  1. エヴァに出てくる大人達って、強烈なトラウマ持ちだったり亡き妻に会うためにすべてをかなぐり捨てていたりと何処か常軌を逸してるから、知性を持ったサキエルさんがとってもまともな存在に見えて和む。

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(ノ゜ω゜)(ノ゜ω゜)たまに投稿したコメントがエラーになるけど、プラウザバックすれば、投稿した文章が復活します

(´・ω・`)1日に1回、システムからスパムだと判断されて隔離処置されたコメントを、元の場所に戻しておるんじゃよ。

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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。