【インフィニット・ストラトス】 IS-サクラサクラ- (TS) 【三章 某国の密偵疑惑】
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公開日: 2013年7月18日木曜日 インフィニット・ストラトス ネット小説
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(´・ω・`)主人公さんが複数の言語を話せたり、ゲームの対戦相手のハンドルネームのせいで、他国のスパイだと完全に認定されちゃった 【三章 某国の密偵疑惑】だよ。
……もしかして……ずっと……私もそういう目で……見てたの?」
簪はおびえた視線を向け、本音が弁解しようとしたら逃げてしまった。箒に誤解されたことよりもむしろ、こちらの方が堪(こた)えた。
パンをかじりながら、簪との関係にひびが入ったことを悔やみつつ、空いた手を額に当てる。
――今朝、みんなの視線がおかしかった……。
(´・ω・`)女主人公さんが他国の密偵疑惑をかけられたから、のほほんさんが、その監視役として頑張りすぎて・・・・レズビアン容疑を学園中にばら撒かれて悲惨な事になっているお話さん。
上からの命令で女好きを通さないといけなくなったから、かなり可哀そうだよ。うん。
(´・ω・`)幼馴染やクラスメイトから軽蔑されているノホホンが辛そうでとってもゆっくりできる(キリッ
IS-サクラサクラ- (TS) 【三章 某国の密偵疑惑】【完結】 | 作:王子の犬 | SSS | 11話 | 2013年07月13日 |
某国の密偵疑惑(一) IS学園 --サクラはIS学園に入学し、周りが美少女だらけで興奮していた。 可愛らしい外国人がいて、友達になりたい連中ばっかりである。 周りの同級生からは、サクラが戦時中の集合写真を持っていたせいで、サクラの想い人だと勘違いされてしまっていた。 その写真に写っているのが、全 員 死 亡 済 み の 戦 友 な事を教えられるはずもない。。 - ――落ち着かんなあ。 IS学園一年三組の教室。周囲を見渡せばすべて同い年の少女たち。 女子しかいない学び舎は人生で初めての環境である。しかも寮生活と来て、三年もの期間を女の園で生活することになると思うと、桜としても作郎としても胸が高鳴った。 (´・ω・`)美少女だらけでヘブン状態っ! 某国の密偵疑惑(二) 同居人 --佐倉桜は危険視されていた。 どんだけ調査しても後暗い経歴が存在しないのに、立ち振る舞いは訓練された兵隊さんだったせいだ。 そして、戦友の孫の布仏本音を転生者だとサクラが勘違いして声をかけたせいで・・・・布仏本音からの疑惑が深まった! 布仏本音に押し倒されて・・・・その現場を隣の生徒達に目撃され、エロ方向に勘違いされちゃう! -- 「何故黙っている。私を忘れたのか! 布仏静少尉。おい……何とか言ってくれ!」 ――祖父が言っていた、おじさんのこと? 本音は布仏静と勘違いされていることに気付く。だが、おかしい。どうして七〇年以上前に死亡した人物の名前を呼ぶのだろうか。 「私は布仏静という人じゃありません」 (´・ω・`)勘違いで死んだ戦友だと思って行動した結果が、この有様だよ。 某国の密偵疑惑(三) クラス代表 ^-布仏本音はクラスメイト全員に、美少女を美味しく頂くレズビアンだという情報をばら撒かれて大変な事になっていた。 友達からも誤解を受けて可哀そうな眼にあっている。 しかも、任務で女好きという設定にされてしまい、サクラと親密になれという命令まで来て・・・・ノホホンさんの学園生活はオワタ! 場合によっては、女主人公に枕営業までやらないといけない!^^^ 「私の高校生活が……」 「いっそ三年間、女好きで通しなさい」 「そんなあ! 誤解でした、ごめんなさいというのは……。かんちゃんから不審者みたいな目で見られたんだよ~」 (´・ω・`)主人公を警戒しすぎた結果が、この酷い任務内容な有様だよ。でも、スパイとしては正しい(キリッ 某国の密偵疑惑(四) SAKURA1921 --サクラは、倉持技研から専用機を受領する事になっていた。 過去の経験で専用機 = 試作機 =欠陥だらけ だったので不安になっている。 個人的には安心して運用できる量産機が一番なのだ。 ノホホンさんは、サクラが嬉しそうに航空シミュレーターをやっているのを監視していた。 サクラが複数の言語を読める時点で妖しすぎて困っている。 ネットの対戦相手のハンドルネームがCIAっぽい事から・・・・・完全にスパイか何かだと、ノホホンさんは判断した! 本人は熱く盛り上がって対戦ゲームやってるだけである。 - 「……これ、全部読めるの?」 「英語とスペイン語ならばっちりいけるわ。ロシア語は読み書きしかできんけどな。ドイツやフランス、ポルトガルあたりは何となくわかる程度や。でも……アラビア語はからっきしダメや。勉強せんとあかん思っとるわ。一応」 桜は画面から目を離さずに口だけ開いて答えた。仮想空間でも良いので航空機を操縦し、マルチプレイで無線通信を利用したいがためだけにこれらの言語を習得していたのである。 (´・ω・`)これは怪しい。複数の言語を使いこなせる美少女なんて、スパイだね。うん。ロシア語の読み書きは昔の士官学校で習うからわかる。 某国の密偵疑惑(五) 専用機 -サクラの専用機は「幻惑迷彩」だった。第二次世界大戦に使われて、相手から把握され辛いように艦船とかにつけられた迷彩である。 サクラが起動させる事に成功したので、周りの技術者は大喜びだった。 -- そもそもこん試合の原因は?」 「えーちゃんによると、クラス代表を決める席で和食とイギリス料理のどちらが美味しいかで口論になったらしいよ」 (´・ω・`)イギリス料理は不味い(キリッ 食べた事はないけど、皆が不味いというから、そうに違いない。 某国の密偵疑惑(六) 悪霊 --サクラの専用機の外観は、相手に威圧感を与えるデザインなため、禍々しかった。 少しづつ試しながら、自分のISの特性を把握しようとし・・・・謎の箱があったので開けたら、束博士本人が入ってた! それを悪霊だと判断したので、束博士の妹さんの所へと相談しにいく。 その結果、サクラには大量の幽霊が付いている事が判明した!-- 桜は虚勢を張りながら、心の中では「もしや」という懸念を払拭することができない。息を殺して姿を見せるのを待ったが、 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」 いざ得体の知れない何かが奇声を上げて飛び出してきたものだから、桜は悲鳴を上げていた。 (´・ω・`)呼ばれてもいない束博士が入ってたっ・・・? 某国の密偵疑惑(七) TABANE -サクラについていた幽霊をお祓いしてもらった事で身体が軽くなった。 こんなに大量の幽霊に取りつかれていた理由を考察したら・・・・前世の兄弟とか、戦場で戦死しまくったから、それが取りついていたのではないかと思っている。 ただ・・・・・束博士だけは幽霊じゃなかった。 博士が作ったプログラムが、専用機に搭載されていたのである。 プログラムから、飛び道具を使うのはありだから、人体に向けて近接攻撃するなと注意された。 サクラは矛盾を含んだ説明に疑問を感じたが、人体への攻撃は強制的にストップさせられる事がわかったので、プログラムの支持通りに従って訓練をスタートする。-- 佐倉作郎には八人の兄がいた。このうち戦車兵はノモンハン事件で文字通り木(こ)っ端(ぱ)微塵(みじん)になって戦死した次男の荘二郎。三八式歩兵銃を担いでいたのはソ連軍の満州侵攻によって、終戦間際に戦死した四男の征四郎。サラリーマン風の男たちはおそらく、戦時の物資調達のため戦時徴用商船に乗船したまま雷撃で逝(い)った三男の征三郎。復員の数年後、瀬戸内海で浮遊機雷との触雷(しょくらい)事故で死亡した五男の憲吾。傷痍(しょうい)軍人として除隊後、四日市空襲で焼死した六男の兼六あたりではないかと語った。 桜は補足する形で、曾祖父(そうそふ)の代は九人兄弟のうち六人が戦争絡みで死んだ、と淡々と口にしている。 (´・ω・`)戦死者だらけの兄弟だ。長男と金払った奴くらいしか兵役免除にならなかった事を考えると、大量に兄弟がいると、兵隊として連れて行かれるね。 某国の密偵疑惑(八) 事情・上 --のほほんさんは女性が大好きだという嘘をサクラについた。 だが!今のサクラの身体は女の子っ!付き合う訳にはいかない以前に、同情だと思われたら大変だからスルーした! ISの訓練に熱中し、異常すぎる空間把握能力を発揮して、初心者なのに熟練者だとしか思えない動きを見せている・ -- 本音の噂は学園中で知らない者はいなかった。外堀どころか内堀も埋まっている。IS学園にいる限り本音はレズビアンとして過ごさなければならなかった。 本音は桜に気づかれないよう背を向けてから眉根を寄せた。 ――お姉ちゃんの前でも演技とか拷問だよ。おじょうさま~。 (´・ω・`)悪夢の学園生活だ。仕事のために青春を無駄にしている有様だよ。 某国の密偵疑惑(九) 事情・下 ^^のほほんさんは積極的にサクラにアタックした。 抱かれても良いから、サクラの情報を盗み取るためである。 その光景を幼馴染に見られて、のほほんさんの学園生活は地獄だぁっー! 親友から軽蔑の視線とともにレズビアンだと見下される苦痛ぅっ! 周りからの同級生からも冷徹な対応をされていた! 既に名誉を回復するのが遅すぎる段階に到達している!^^ 簪はロッカーに置き忘れた荷物を取りに来ただけだ。 幼なじみが半裸のまま同性を誘惑する姿を目にするとは考えもしなかった。 簪の肩が大きく震えた。目元を潤ませ、半歩後ずさる。消え入りそうな声で「やっぱり……」とつぶやく。彼女の表情には何らかの仮定があり、状況証拠から確信に至る過程がその表情からうかがい知ることができた。 (´・ω・`)のほほんさんが地獄だぁっー!もしも、サクラに抱かれたら更に大変ダァッー(チラ 某国の密偵疑惑(十) 機能改善 ^-ISコアの権限が一部解放されて、ISコアが他のISコアと会話できるようになっていた。 これで他者の視点を見る事ができ、盗聴し放題。 そんなサクラの近くでは、一夏を取り合って箒が刀を振りまわしており、 情け容赦なくセシリアを斬って斬りまくっていた。 弾丸すら回避するような修羅場が展開されている。 それをサクラは見て・・・・一夏がハーレム状態で羨ましいなぁって思った。 修羅場を止めるためにボコボコにされている一夏側に参戦し、本人も修羅場に巻き込まれる! ^^ 男として見るなら、本音ぐらいのむっちりとした体つきが好きだ。少し前に興味本位で彼女の腹を触ったら深層筋の鍛え方が尋常ではなく、うっかり手を引っ込めてしまったことがある。外からみると抱き心地が良さそうなのに見えない部分をしっかりと鍛え、速度と筋力を両立した女として理想的な体だった。桜は箒の顔をぼんやりと見つめながら、一度筋肉を触らせてもらえないか、と考えていた。 (´・ω・`)着実にのほほんさんに惹かれていると見た。理想的な肉体がすぐ近くにある。 某国の密偵疑惑(十一) 掲示 --セシリアは、サクラがビットをマシンガンで攻撃できている事に戦慄していた。 実技試験しかない素人のはずなのに、被弾しても超冷静に行動して対処しているのが異常なのだ! 更に、サクラがノホホンさんと既にエッチィ関係になっている変態だと思っているので、ノホホンさんのレズ疑惑は致命的なレベルで学園に広がっている! そして、セシリアの方も過去に女性の面でそういったエッチィ出来事があり、結果的に両者とも銃を突きつけ合って戦いが終了する。 あとの問題があるとしたら、相変わらず大量の亡霊さんが、女主人公のせいで学園に大量にいる事だった。 お 祓 い の 御 札 を 迂 闊 に 外 す と 危 な い 。 -- 「布仏さんの気持ちはよく分かります。別に見せつけたいわけではありませんの。好きな人と一緒にいるときはいつであろうと、どこであろうと愛を囁(ささや)きたいだけですわ。たまたま周りの目があるだけですわ。初々しいから目立ってしまうのです。メガモリさん。あなたにもそんな経験があるでしょう?」 「……いや、今まで一度も」 (´・ω・`)今回の発言でサクラのレズ疑惑は確定的になってしまった(キリッ |
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