【一次創作】ジンニスタン 砂漠と海の物語 【三章 武王の胎動】

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公開日: 2013年1月2日水曜日 ネット小説 一次創作

成り上がり小説

前の二章の 【薔薇と剣】はこちらにあるよ!

セレウコス愚行伝説
●民主制の都市で一番大きいから凄く調子にのっていた。●大内乱状態になった国から逃げて、故郷に帰るために護衛を金で雇ったが、調子にのって裸の少女達に手を出そうとしたので奴隷として売却された。
●立場の良い奴隷として売却される市場で、ヘラス人傭兵達と出会い、故郷へと帰れる段階に到達したが、棄教宣言したので、周りの人間が全員激怒し、帰れなくなり、ヘラス人施設全員の立場が悪くなって、最悪な状況になった。

(´・ω・`)周りのヘラス人少年施設が洒落にならないほど、不運を被っているから和んだ。


ジンニスタン 砂漠と海の物語 【三章 武王の胎動】【完結】  小説家になろう  作者:二宮酒匂  Z 15話      2012年 10月 25日
´・ω・`)超残虐な大公ティムール公がでてきて凄まじいほどに盛り上がる展開になってきた。あんまり生まれないダークエルフなのに権力闘争のために血で血を争う謀略を日常からやりまくって凄まじい。悪役として非常に優れた個性溢れる残虐キャラ。

遊牧民族の支配の仕方とか、とっても冷酷だった。そして、その遊牧民族の連中も残虐で凄まじいお話さんだった。

(´・ω・`)個人的には、主人公の心臓の本当の位置とか、無理ゲーすぎる正解に主人公が行きつく辺りが一番凄い。


●ヒャッハー!いらない奴隷は狩りの獲物にして虐殺だぁっー!な遊牧民族が主力なテイムール公が悪役としての存在感が素晴らしい話。
●勢力規模の多い遊牧民族なんて、邪魔だから謀略で潰して虐殺だぁっー!ティムール公は反乱を起こされても大丈夫なように常に布陣しているぅっー!
●後継者なんてティムール公を除いて、皆殺しだぁっー!一部は異空間で拷問同然の幽閉だぁっー!
●メインヒロインさんも寝取って妾にしてやるぅっー!主人公は将来的に他の国々に攻め込むために改宗しろぉっー!ヒャッハー!
●セレウコスのせいで、少年達の待遇が悲惨だぁっー!何度も何度も死亡フラグを勝手に持ってくるぅっー!


3-2.アークスンクル
 --山の民の捕虜になってしまった!鍵を自身の心臓に刺さないといけないのに、拘束されて、それが出来ず、このまま時間が無駄に過ぎれば、龍に食べられて同化して人生が地獄になってしまう!--     

3-3.再会 --ヘラスの王子達は故郷に帰るために北へと進んだ。だが、セレウコスが少女達の裸を覗いたので、護衛が盗賊に変わり、彼らは奴隷として売却されて散々な目にあっている。まともに言葉を覚えようとしなかったので、交渉すらできないから人生終了だった--

3-4.蟲使い〈上 --カースィムがヤンデレらしく復讐にやってきた。場には毒で動けない味方ばっかりなので、状況は絶望的である--

3-7.“塔”の家の軍〈下〉  --カースィムは、妻と同じ名前の人間の女性が集団レイプされている現場を見て激怒して、サマルカンド公家の兵士達を攻撃した。それにより、カースィムは致命傷を負い、主人公を捕縛できるような状態ではなくなったのだ--
「貴様が憎い……あの決闘でファリザード姫の前に貴様が立ったときから、貴様という存在が憎くてたまらない」死にかけのジンは吐露した。「貴様のような者が……弱いくせに、他者のために生命を賭けたお節介を焼くような者が、もしも人の大半だったなら……私の妻はあんな……死の前に辱められるようなことには……」
(´・ω・`)サマルカンド公家が普通に殺戮向きの人間の軍隊だった。カースィムの最後がゆっくりできるね。

3-8.悪の華〈上〉 --サマルカンド公家の当主ティムールは残忍だった。本営には処刑された人間の死体が転がり、現在は鉄板で押し潰しながら謁見するという狂気空間である--

3-9.悪の華〈下〉 ---ティムールは、上帝になるためにファリザードを服従させて愛妾の一人にするつもりだった。ファリザードは2公家分の票を持っているので、上帝になって権力を手に入れるために必要だからである。
主人公は激怒した。改宗を強制されるわ、故郷ヘラスを攻め滅ぼすための餌として使われそうだわ、大好きな女の子がこんな奴の妾になるのかと思うと激怒したのだ--
(´・ω・`)ティムールが中々に悪っぽくて良いキャラだった。ジン族を粛清しすぎて、ジン族そのものが大変なことになりそうだけど、悪辣だね。

3-10.海の文明の使節たち〈上〉 --久しぶりにあったセレウコスの馬鹿のせいで、ヘラス人少年使節の立場が最悪なものになっていた。主人公は激怒して、セレウコスを殴る--

3-11.海の文明の使節たち〈下〉 --セレウコスを全員で制裁ヒャッハーしたことで、ヘラス人の名誉は拭うことができたが、ティムール公を倒すための計画が破綻しそうになっていた。本来なら、セレウコスみたいな棄教した奴を匿う背信者という大義名分でティムール公を殺害する予定が狂ってしまったのである--
(´・ω・`)なんという薮蛇。初恋の美少女ゾバイダに説教されるとか、何気に仲がいい。

3-12.略奪者 --サマルカンド公家内で、最大の遊牧民族である黒羊族の首領はキチガイだった。他人の女をレイプして殺して食べるのが大好きで、何かを奪う事に快感を感じる変態である。ティムール公を殺して、新しい快感を得るために、捕虜になっている部族達に武器を持たせて、ティムール公の本陣へと攻め込んだのだ。--

3-13. 真相〈上〉 --ゾバイダの言った事はほとんど嘘だった。ティムール公を倒すために封印されていた公子ラーディーを解き放ち、そのままティムール公をぶつけさせるつもりだったのである--
(´・ω・`)兄弟で相手の眼を抉ったり、手足を焼いたりするヤンデレか。想像以上にサマルカンド公家がヤンデレだった。

3-14.真相〈下〉 --主人公はこの世のさまざまな生物に乗り移り、無数の死を体験しまくった。それにより真相に気が付いてしまったのである。現在の主人公の身体は神殿に拘束されたままであり、今の身体は他者が化けた偽物で、この心臓を貫いたらバットエンドだった!--
(´・ω・`)ティムール公が死亡しちゃった。良い悪役キャラだったけど騒動のドサクサで死亡しちゃった。

3-15.ビルキース--ペレウスの認識を超越するような難易度の高すぎる試練を受けさせたのは、未来の可能性を増やす。ただ、それだけだった。剣が勝利すれば、世界は厳格に管理されるだけの未来しか残っていない。--
「そうだ、そう語ったな……自分だけは善人だとおまえに印象づけるかのように。
  ああ悩んだよ、これは真の騎士の行いじゃないと悩みながら、何度も蛮行に目をつぶった。『これは戦争だ、徹底しなきゃわが軍は勝てない』『王たちの命令に逆らえるか? 大人になるべきだ』『プレスターに逆らうのは主君への反逆だ。騎士の仕事というのはこれなんだぞ』と自分に言い訳しながら陣頭に立って、反抗する農民たちを殺しつづけた。……せめて私的な略奪には走るまいとした、しかしそれに自己満足以上のなんの意味がある? 先祖伝来の家や畑を焼かれる人々にとって、縄で数珠つなぎにされて奴隷として引っ立てられる男女にとって、奴隷にする価値なしとその場でのどを掻き切られた老人や不具者たちにとって、奴隷狩人のひとりのちっぽけな自律などなんの慰めになるだろう? あれこそ偽善だった。
  『最後には』?……流されるまま流されたあげく、我慢できなくなってすべてを放り出して逃げただけだ、おれは。獣よりなお悪い卑怯者だった。おれは真の騎士から遠ざかりすぎた」

(´・ω・`)この叔父さんは格好いい。今までの脚色した綺麗な見栄じゃなくて、本音で語ってペレウスを逃がす所がいい。
(´・ω・`)捕まったらレイプされながら解体されるとか、やっぱり鬼畜エロゲーのような世界だった。






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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。