暗黒錬金術師伝説2 暗黒!エリーのアトリエ

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公開日: 2012年3月20日火曜日 ネット小説

暗黒錬金術師伝説2 暗黒!エリーのアトリ【完結】 D.W.Wの館 作者D.W.W様☆ SSS 24話 2011/09/19 
暗黒錬金術師伝説 暗黒!マリーのアトリの続編さんだねっ!何故か大陸に行って成長して戻ってきたマリーとアデリーが、魔力を持たないエリーを保護して・・・錬金術は魔力を持たなくても大成する事が可能である事を証明するために、エリーに錬金術師としての道を歩ませるお話さんだよ! 奴隷として売られ、自暴自棄の状態で生きていたという暗い背景を持っているから、物凄い野生娘だよ!!
・・・うん、この作品のイングリド先生が求める学生像って色々とすごいね!自分が、このリリー錬金術アカデミーの学生だったら、何回死ぬかわからないよ!滅茶苦茶強そうなエリーですら、結構命がけで、材料を採取しているところを見ると、授業組の普通の学生が真似しようと思ったら・・・高確率で死ぬね!
1話あたり --エリーは、マリーが所属するドナースターク家に育てられ、全く魔力がないというハンデを背負いつつも、ドナースターク家と村の皆の期待に答えるために錬金術師の道を歩み始めた。猛獣蠢く危険地帯を探索し、強者と殺し合いをして、目的の素材を採集する錬金術師としてやっていけるように、マリーの養女アデリーによって鍛えられた戦士・・・もとい錬金術師の伝説が始まったのだった--
前作の秀才クライスの出番が何気にあるお話さんだね!マイスタークラスから教師に移って貰うために、さまざまな試練・・・もとい経験を積ませようと、色々と仕事を任せるところがたまらないよ!
2話あたり --錬金術アカデミーの同級生で3人と、戦闘能力だけは一流のハレッシュという冒険者を護衛として雇い、初めての遠出をしたエリー。だが、初めての遠泳で、貧困層出身の11歳の少女キルキが負傷し、ザールブルクの診療院のお世話になったのだが・・・エリーが人との交渉に慣れていないため、診療費が安くなる代わりに、作らされた薬剤が診療費よりも高価であり、診療院が一方的に儲かる取引をやってしまったのだった。しかし、交渉には完全に敗北したが、安定した収入を得られる取引先をゲットした事と、薬剤を作るために高難易度の錬金術に挑んだので、マイナスにはなっていなかった--
3話あたり --錬金術アカデミーが用意した学科試験は、授業組と言われるモヤシ学生達をふるいにかける試験だった。学生達がお互いに競争して、依頼、材料、道具を奪い合う必要があり、富裕層出身の授業組に非常に厳しい試験である。この試験で、授業組の秀才ノルディスは、ほとんど点数が取れず、初めての挫折を味わう事になるのだった。
そして、エリーの方は、擬似的生命・・・死者の魂を憑依させた生きた縄が心の底から好きになり、狂信的なほど研究を重ねたのだった。生きた縄に、生者への憎悪を抱かせ、使用者であるエリーは生体魔力がないせいで生者として認識されず、無数の触手のごとく、敵を捕縛して致命傷へと到らせる武器を手に入れたのである。--
4話あたり --アルテナ神を崇めるフローベル教会は、錬金術師が作った薬品を用いていた事で、他の教会からの心象が悪くなり、無理難題を押し付けられた。それは、火をつけると良い香りがする蜜蝋。蜂蜜を使った高い蝋燭である。エルフィールは、蜜蝋を大量に作る仕事を受け、キルキ、ダグラス、ハレッシュとともに蜂の巣の採取に行って、過酷な作業計画の中、完成させたのだった--
この4話で蜂の巣にいる蜂ごと全部潰して、蜂蜜にするオバサンが懐かしい。前作でも、マリーが苦い薬品を甘くして飲みやすいようにするために、蜂の巣を潰してもらっていたね!エリーとマリーが似たような道を辿っているところが興味深いよ!
5話あたり --ゲルバルトの音痴を解決するために、風の壁で音を遮断する事を思いついたエリーは、熟練した護衛2人とアイゼルを連れて、上昇気流が起こる場所へと赴くために移動した。だが、移動している最中に、エル・バドールの諜報員が仕向けた20体の戦闘ゴーレムに襲われたのだった。エリーは生きた縄を的確に駆使して、ゴーレム達を撃退する事で・・・下っ端錬金術師でこれなら、鮮血のマリーは物凄くやばい化け物なんだなと。諜報員達に判断されたのである--
6話あたり --大陸一つが国家であるエル・バドールは、圧倒的すぎる戦闘力を保持しているシグザール王国に恐怖を抱いた。エル・バートルそのものは、機械化技術が進み、エスカレーターやエレベーターがある先進国なのだが、技術は数百年遅れているジグザール王国の普通の人間は生物兵器そのものに近い戦闘力を保持しているため、エルバートルは異常なくらいの危機感を抱き、ジグザール王国が他国へと侵攻する余裕がなくなるように次々と生物兵器を送り込み、ドムハイトまでも巻き込んだ策略を繰り広げるのだった。
エリーは、戦士としての名声欲しさと、吸血鬼の心臓から出る魔力が欲しかったために、有能な冒険者を雇って、吸血鬼討伐へと乗り出した・・・が、その吸血鬼は、明らかに異常な存在であり、攻撃しても攻撃しても再生する本当の化け物だった。しかし、僧侶ミルカッセによって吸血鬼は滅ぼされ、その吸血鬼が生前、伯爵だった頃の愛人はどうなったのか、伯爵は誰に異常な化け物にされたかの疑問を残したまま、吸血鬼討伐は終わったのだった--
7話あたり --2年目の学科試験も、授業組の学生が苦戦するような突飛な試験だった。薬を調合して、森で虎に使用して効率よく眠らせるという実地試験である。試験そのものは2位の座を手に入れたエリーだったが、エリーが仕えているドナースターク家が、当主シアの結婚式に出すチーズケーキを作れという依頼がやってきたために、大好きなチーズケーキ開発に悪戦苦闘する日々が到来した。舌が肥えた国賓達が満足できる質でなければならず、独力では難しいと判断したエリーは、友達であるアイゼルに助けを求め・・・それによりアイゼルは、ワイマール家を発展させるために、何が何でも力を手に入れてやるという覚悟を決めたのである--
うん、何回も何回も睡眠剤で強制的に眠らされては、イングリド先生に起こされるとか、やばいね!確実に死ぬよ!この虎!
8話あたり --裕福な成り上がり商人の息子であるノルディスは、リリー錬金術アカデミーで主席を取れなかった事で、今までとは違う両親の一面を目にしてしまった。今まで貰っていたお金の額も減らされ、結果を残せないならば、もっと酷い待遇になる事を理解させられる。そして、ノルディスは今までの自分を変えるために、飛翔亭で依頼を初めて受ける事にし、自分で作った商品を納入して金を稼ぎ、実地で素材を獲得するように努力の方向を変えたのだった。
一方、エル・バドールは、戦略級生物兵器を使って、エルバトールの港の一つから出港する船を片っ端から沈めていった。軍艦すらも倒し、天候を操作できる生物兵器が海の中にいるという状況に、どう対処しようかとマリーは必死に悩みながらも、水中にいて装甲が堅い生物兵器を倒す方法を模索するのである--
9話あたり --チーズを大量生産するために必要な貴重な素材を人工的に大量生産できる事を研究して書いた事で、貴重品であるチーズが一般的な物となり、保存食として軍でも活躍する事が予想される事から、エリーはリリー錬金術師アカデミーに評価され、偉大な功績となった。
だが、ここにきて問題が発生した。エリーに感情というものがないせいで、美味しいチーズケーキを完全に完成させる事が困難だったのである。料理は愛情というように、技術だけでは完成しない料理というジャンルは、エリーには困難過ぎて訳がわからなかったのだ。--
10話あたり --チーズケーキを狂気と妄執で完成させてしまったエリーは、感情を持たぬまま、極上のチーズケーキを作ってしまった。だが、チーズケーキに力を注ぎすぎて、学科試験でノルディスに追いつかれてしまう。エリーは、もっともっと成績を上げるために、狂気と妄執を注げそうな大好きなもの・・・生きている道具類を調べて研究するために図書館へと向かったのだった--
11話あたり --人の命を救うために、今日を必死に生きる怪鳥を殺したノルディスは、罪悪感に悩まされていた。だが、その経験のおかげで、この残酷な世界で強く生きるための覚悟を決め、アカデミーから与えられる寮を出て、アトリエに移り住むのだった--
12話あたり --ノルディスは家族中が拗れて絶縁に近い状態になり、アイゼルも自分の力で過ごすようになってから家族からの理解を得られずに苦労していた頃、エリーはホムンクルスを製造するために必要な培養液の材料であるフグの毒を手にいれるために、キルキ、アイゼル、護衛のフレッシュとともに港町まで遠征していた。---
13話あたり --イングリドとヘルミーナによって海上で迷惑行為を行っている戦略兵器フラウ・シュトライトを撃破する毒付き魚雷が完成し、実際にフラウ・シュトライトを魚雷と爆薬の集中砲火で倒して効果を実証した。一方、エリーの方は生きた道具でも難易度が極端に高いホムンクルスの製造に成功し、錬金術のサポートをしてくれる人材が増えたのだった・・・が、ホムンクルスの少女イリスは、生まれた時から記憶を持っており、エリーの頭の奥を刺激する謎の存在だったのである--
14話あたり --エリーがホムンクルスとして作成した赤髪の少女イリスは、錬金術の知識はあるのだが感情が薄く、エリーが薬物の実験で動物を犠牲にしている事に抵抗感を持つ少女だった。エリーの常識で考えた錬金術師とその知識量はあまりにも似合っておらず、エリーはイリスの生前をホムンクルスだと予想している。
そして、エリーがホムンクルスを作った功績を戦闘狂のクーゲルが認めた事で、ジグザール王国によるエルバートルへの侵入・調査作戦へ参加が出来るようになり、あまりの嬉しさにメデイアの森で大量殺戮をやったのである--
エリーは、マリーみたいに殺戮そのものが性癖になっちゃっているね!でも、この世界で錬金術師として大成しようと思ったら、ドラゴンとか殺さないとあかんみたいですし、これがエリート錬金術師として一般的なのかもしれない。
17話あたり --エリー達は、今までの成果を認められて、マイスターランクへと進学していた。そして、エル・バートルへと行く任務を受けたのだが・・・戦略級のフラウ・シュトライトが1匹残っていたため、エリーは雇った冒険者と軍の掩護、仲間達による錬金術による支援を受け、1個師団を相手に戦える戦略級の化け物と相対する事になるのだった。
一方、ドムハイト帝国は国が真っ二つに分裂し、国が物理的に終了している末期状態で、ジグザール王国による工作を受けまくり、エル・バートルは戦力を把握された上に、銃をジグザール王国に密かに入手されたため、有利な部分が次々と潰されていた--
18話あたり --エリーとマリーは、仲間達とともに350年前に廃棄されたエル・バートルの巨大な研究施設を調査した。そこは、草や虫が完全に生息できない異常な環境であり、ホムンクルスの製造と・・・その人権を向上させようとした結果、何かが起こり、ホムンクルスの技術そのものが衰退した事が判明した--
エリーとマリーが・・・実質上、初めて出会ってお互いに協力するシーンだね!350年前の廃墟を壁を削って材質調べたり、床の痕跡でどのような装置が置いてあったり、人間を焼いたとs思われる灰で何が起きたのか推測し、答えを導く話はいいね!とてもゆっくりできたよ!・・・何気にルーウェンがミューに告白している所もいいね!
20話あたり --国からの依頼で、マリーが作った爆弾よりも更に高性能な爆薬を作る事をエリーは求められていた。さまざまな素材を調合し、ホムンクルスを製造しながら研究を進めて・・・マリーの作った爆弾が完璧すぎるという事が判明しただけだる--
(´・ω・`)ホムンクルスを制御するための装置の周りについているジェルが、ホムンクルスの脳髄そのものっていう所が判明した話だね。ヘルミーナ先生の研究の核心にも近づいたし、歴史の影で蠢く謎の存在が出てきたりと、終盤に近づいてきた。
21話あたり --ザールブルクの近くに現れた巨大な塔は、大陸そのものを真っ二つに引き裂いて、人類そのものを滅亡させかねない戦略兵器だった。ジグザール王国は屯田兵と騎士団、錬金術師を動員し、巨大な塔の攻略を目指す--
(´・ω・`)・・・主役キャラが作った製品が活躍している話だったね。アイゼルは、医薬品とフラムで大活躍し、キルキは塔の中に入って爆弾を使いまくり、エルフィールは塔に大被害を与える液体を開発して軍に使用させ、本人は無数の縄を使って養母とともに敵を仕留めてますし。23話 --歴史を裏から支配していた主の元へと、エルフィールは、騎士団の精鋭、イングリド、マリー達とともに誘導され、この世界の秘密を教えられた・・・が、問題は主に従っていたホムンクルスがその事実を全て知ってしまった事で、最初から最後まで自分達は愚かで残酷な人間のために消費されて使い潰された事に気が付き激怒し、そのまま最終決戦に突入してしまったのである--
(´・ω・`)今までの歴史の当事者であるホムンクルスから見たら、本当に激怒すべき内容だね!心の底から憎んでいる種族のために人生を消費したとか怒って当然だよ!

24話  (´・ω・`)いい最終話だったよ!歴史の黒幕が存在した大事件と、ジグザール王国に仕える事になった代価に、エリーが父を殺した村を皆殺しにいく褒美っていいね!危険満ち溢れる辺境での倫理 弱者は死ね!っていう所に惹かれるものがあったよ!村人も冷徹で残酷で強かでゆっくりできるね!

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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。