外史につくろう穢土幕府

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公開日: 2012年3月24日土曜日 ネット小説

外史につくろう穢土幕府【完結】 Arcadia SSS 50話 2011/07/09
序盤で誰も助けてくれない状態で山賊に北郷一刀が遭遇して、他人を洗脳できる妖術をゲットし、生きるために罪悪感を誤魔化して略奪をしていたら・・・という斬新すぎる小説。 3話あたり --山賊行為は部下が全員殺されたことにより頓挫した。北郷一刀は、より安全に生き残るため、街のあらくれ達を妖術で洗脳して統率し、現代風の暴力団を結成したのだった--
8話あたり --北郷一党が、巨乳の妾欲しさに張角達をゲットしてしまったことにより、黄巾党の乱は起こらなかった。この影響で、どの勢力も地味な内政パートばかりで、曹操や孫策達は名声をあげる戦がなく、群雄割拠の時代はまだ到来しそうにもなかったのだ--
10話あたり --北郷一刀の配下にはまともな指揮官も文官も何もおらず、チンピラとハーレム要員しかいない。洗脳をすれば能力の高い人間の能力は激減してしまうことから、女を全員ハーレム要員にしてしまった北郷一刀の勢力は弱かった。その状況で彼がとった選択は・・・全ての街を洗脳すれば勝利できるという悪質な戦法だった--
15話あたり --袁術を洗脳し、未来知識から危険だと判断できる呉を事前に始末するために軍隊を差し向けたことで・・・一国が保有する軍隊がほぼ壊滅し、若い者を徴兵して使いつぶしたことで、労働力は激減し、漢にまで目をつけられてしまった。一刀は袁術を捨て、趣味でどの勢力の街から洗脳しようかと旅をまた始めたのだった--
36話あたり --洗脳せずに、自分を愛してくれた少女「詠」が戦死した。彼女の死を悲しみに、外道北郷一刀が怠惰なお気楽な生活から、覇道へとのりだしたのだった--
39話あたり --北郷一刀の戦術は、有力な勢力の長を土下座させて、そのまま洗脳するという鬼畜戦略である。洗脳された軍師や、洗脳されていない軍師達が、それを前提で戦略を考えることで、曹操を罠に嵌めようとするのだった--
42話あたり --北郷一刀と軍師たちは驚いた。一番でかい勢力である袁招がほとんど護衛を連れずに、来訪したからである。北郷達は、悪辣な罠を作る側であることもあって、袁招の行動は何かの罠だと警戒し、本人が馬鹿だということに気づくまで気苦労したのだった。それと同時に、プライドが高すぎて過ちを認める事ができない人間を洗脳することが不可能だということを知ったのである--
43話あたり --袁招に妖術が聞かなかった事で疑心暗鬼になった一刀は、袁招を無理やりレイプした。その結果、洗脳はできなかったが、お互いの仲が良くなったのだった--
50話あたり --曹操との戦いは、ひたすら圧倒的な兵力を出しまくって、北郷本人が洛陽の都に篭る事で勝手に終結した。北郷は歴史キャラクターとしては人気は全く無かったが、平和で虚しい人生を送ったのである。--
いろいろと急展開だったけど、悲しくて歴史的には知名度が低い終わり方だったね!

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マザーテレサ(ノ●ω●) 人間にとってもっとも悲しむべきことは、病気でも貧乏でもない。 自分はこの世に不要な人間なのだと思い込むことだ。